他人と関わらない生活の弊害

不与他人交往的弊端

1人でもある程度の社会生活が送れるようになり、人間のコミュニケーション能力は年々衰えています。その一因がインターネットの普及です。他人と関わらないと、誰かの悲しみを自分の悲しみにしたり、誰かの喜びを自分の喜びにしたりする「共感性」が失われ、ひいては感情の劣化につながります。共感性を育むには恋愛が一番なのですが、そもそものコミュニケーション能力が落ちているため、そこまでたどり着けない人が増えているのです。

现在一个人也可以过正常的社会生活,人与人之间的沟通能力在年复一年的衰退。原因之一便是互联网的普及。与别人都毫无瓜葛,失去了人悲我伤、人喜我乐的“共鸣性”,进而使得情感退化。虽说最能培养共鸣性的是恋爱,但由于丧失了原有的沟通能力,越来越多的人根本走不到那一步。

異性より同性を選ぶ理由

比起异性,更愿意选择同性的理由

運よくリアルの友人や恋人に恵まれたとしても、お互いがある種のキャラクターを演じることで、雰囲気を壊さないことに注力します。

就算运气好,能交上三次元的好朋友和恋人,各自之间也是饰演着某一种角色,为了不破坏气氛而倾尽全力。

興味深いデータがあります。「異性と同性、どちらの人間関係を優先するか?」という質問に対し、男女共に同性を優先するようになりました。2010年以前では考えられなかった回答ですが、「同性といた方が楽しい」というポジティブな理由ではなく、周囲の評価を恐れてのことです。それだと、親しい関係になっても会話の内容は乏しく、相手がその人でなければならない理由がなくなります。チャットボット(人工無脳、会話ボット)と会話するのと大差ないのです。

某项数据颇有意思。当面对“异性和同性,你会优先选择哪一种人际关系?”这一问题时,男女都优先选择了同性。这在2010年之前是无法想象的回答,而且并不是因为“和同性在一起比较放松”这一积极的理由,却是因为害怕周围人对自己的评价。即便如此,就算关系亲密,谈话内容也乏善可陈,对象也不是非这个人不可。这就和聊天机器人(人工无脑、对话器)说话没什么大差别。

コンピュータの方が人間らしくなる

电脑变得越来越像人类

2045年にはコンピュータが人間を凌駕すると言われています。計算能力は既に人間を上回り、ビッグデータを活用することで言語処理能力もかなりのレベルに達しました。この先、人間の感情は劣化していくので、コンピュータに豊かな感情を学習させれば、コンピュータの方がむしろ人間的になるでしょう。人工知能との恋を描いた映画『her/世界でひとつの彼女』が話題になりましたが、それが現実になるのも時間の問題です。

据说2045年,电脑将凌驾于人类之上。现在电脑的计算能力已超越人类,活用大数据后电脑的语处理能力也达到了一个非常高的水平。而人类的情感却在渐渐退化,如果电脑习得丰富的情感,那么也许电脑会变得更像人类。描绘与人工智能恋爱的电影《her/世界上的一个她》成了大热话题,成为现实也不过是时间上的问题吧。

これまでコンピュータは、映画『ターミネーター』で描かれたように感情を持たない非人間的なものとして描かれてきましたが、私たちを待ち受けているのは「人間的なコンピュータ」が「非人間的な人間」を支配する未来かもしれません。

至今为止的电脑,一般如电影《终结者》中描绘的那样不带感情色彩的非人类物体,而等待着我们的,也许是一个“人性化的电脑”所支配的“非人类的人类”未来吧。

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