今現在、武士というと、サムライ。(武士=侍)これが普通になっているような気がしますが、本当に同じなんでしょうか?
现如今提到武士都说samurai。(武士=侍)这种认同已经变得寻常,但两者真的相同吗?
何故かこの意味を書いた人物は、戦国時代末期にいろいろと
布教していたイエズス会の
宣教師です。
不知为何,写下这两词具体意义的竟然是战国时代末期多方进行传教活动的耶稣会传教士。
彼らは自分たちの国へ正確な情報を送るために、詳しい日本語の辞典を作成したんです。その名も
ズバリ「日葡辞書」(にっぽじしょ)
为了能将准确的信息送到本国,他们编撰了详尽的日语词典。词典名称正是《日葡辞书》
ではそれぞれどういった意味で書かれているのでしょうか。
那么这两个词分别是写的什么意思呢?
この辞典によれば、武士とは「軍人である」とハッキリ書いてあります。ではサムライは?というと、「貴族・尊敬すべき人に仕える者」となってます。
根据该词典,武士明确标注为“军人”。那samurai呢?这个则标为“为贵族、尊者服务的人”。
二つの意味がそれぞれ違うのに、何故に武士と侍の意味が今は一緒になってしまったのでしょうか?
这里两词意思各不相同,为什么现在武士和samurai的意思变为一样了呢?
実はその理由、武士のはじまりに起源があります。
其实这和武士最初的起源有关。
時は平安時代。この当時は貴族文化が最高潮を迎えていた時代であり、
雅な建築物
寺院が多数建設された時代でもありました。そしてこの当時、貴族・位の高い人物の警護をしていたのが、後々に武士と呼ばれる人達でした。
时为平安时代,迎来了贵族文化的最高潮,也是风雅的建筑与寺院大量建造的时代。而当时负责保护贵族及居高位者的正是日后称为武士的人们。
しかし警護をしていた者達の身分は非常に低く、一種の
奴隷のような立場であって、当時は武士とは呼ばれずに「さぶらう」(~に仕える)と呼ばれていたんです。
不过,担任警卫工作的人们身份极为低微,类似于某种奴隶的形式,所以当时不叫武士,而称作“さぶらう”(供事于~)。
この「仕える」=「さぶらう」していた者が、後々
台頭してくる
武家社会の基礎を築き上げていって、最終的には軍人=武士となっていった為、「さぶらう」という言葉の意味も後年、武士と同じ軍人という意味になっていったんです。
这些供事的“さぶらう”构成了日后崛起的武家社会的基础,最终军人等意于武士,而“さぶらう”这一词语的意思也在后来具有了等同军人的含义。
そして「さぶらう」の文字に「侍」という漢字を当てて、今日に至っているっていうわけなんです。
之后“さぶらう”用了“侍”这个汉字,并流传到了现在。
意外な歴史でしょ?元々の意味は全然違っていたんですね。
是让人意外的历史吧?原本的意思截然不同。
では復習。
武士・侍の元々の意味は、
武士=軍人
侍 =貴族・尊敬する人(に仕える者) デス。
那么下面复习一下:
武士和侍的原本意义:
武士=军人
侍=(服侍于)贵族、尊者(的人)。
ここで
余談。
武士という言葉は、他にも「もののふ」「つわもの」とも言われます。
接下来是题外话。
武士这个词还有“もののふ”、“つわもの”等说法。
「もののふ」は、大和朝廷時代の有力氏族であった、物部氏が始まりとか。また「つわもの」とは、「器者(うつわもの)」器=武器を持つ者という意味からきているんだそうですよ。
“もののふ”在大和朝廷时代是有势力的氏族,据说其始祖是物部氏。而“つわもの”据说是从“器者(うつわもの)」”器即持武器者的意义而来。
武士という言葉の
ルーツにもいろいろあるようですが、本当のところはよくわからないんだそうです。
武士这一词语的根源貌似很多,但真正来源却不清不楚。
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