海外では、自分で選択するのが当たり前
在海外,自己来做出选择是理所当然的事情

日本人が西欧圏のレストランに行って戸惑うのは、料理の注文です。日本ならメニューから選ぶだけですが、海外では卵料理ひとつとっても、オムレツにするのかスクランブルエッグにするのか、あるいは目玉焼きで黄身を上向きにするのか下向きにするのかなど焼き方を決めて注文するなど、何事も自分で決めます。日本は、本来は自分で決めるべきことまで、他人が決めてくれる社会です。それは楽ですが、大げさに言えば、自分の幸せや楽しみを他人に預けてしまっている社会と言えるでしょう。

日本人来到西欧地区的餐厅,会觉得困惑的便是点菜。如果是在日本,点菜不过是从菜单上选择即可,而海外就算是一道鸡蛋料理,是做成煎蛋卷还是黄油煎蛋,或者荷包蛋是要蛋黄朝上还是朝下及煎的方法,都必须由自己决定。日本却是本来该自己决定的事情,都让别人决定的社会形态。虽然那样轻松些,不过夸张点来说,可谓是一个把自己的幸福与快乐寄托于他人的社会。

2048年までに人口が1億人を切るという衝撃
冲击:2048年人口将少于1亿人

確かに今までは、それでも問題を感じませんでした。しかし、それが許されない社会になりつつあります。最も大きな理由は少子高齢化です。現在の人口は約1億3000万人ですが、2048年には1億人を切ると予測されています。単純計算で、毎年100万人ずつ減少することになります。これは衝撃的です。国内の産業は売上が減少します。しかも、労働人口が減り高齢者ばかりが増えるので、国内産業だけでは現在の生活レベルを維持することは難しくなるでしょう。これに対しては、東南アジアや中国のような経済成長率が高い海外に行って仕事をしたり、外国人を受け入れたりして国内経済を活性化する必要が出てきます。

确实,至今还没有觉得有什么问题。但是,这种不被允许的社会现象却持续蔓延。最大的理由便是少子高龄化。现在的人口约为1亿叁仟万,但预计到2048年会减少到低于1亿。单纯地计算来看,即每年会减少100万人口。这无疑是令人震惊的。国内产业的销售额也在不断减少,且老年人越来越多,而劳动人口越来越少,仅靠国内产业是难以维持现在的生活水准的。相对应的,日本就必须去像东南亚、中国那样经济成长率较高的海外地区工作,或者接纳外国人来活跃国内经济。

自分の意思で夢を見つけ決定する
以自己的意志来决定追寻的梦想

就職しても給料が上がらず、リストラが珍しくなく、いったん離職すると就職先がないという状況が当たり前になってしまうかもしれません。そんな経済環境の中では、他人と同じことをしていても状況は改善しません。自分の意思で進むべき夢を見つけ、そのために努力するという姿勢が必要になってきます。

有了工作也不涨工资、裁员司空见惯、一旦离职就难以再就业的情况可能会变得理所当然。在如此的经济大环境下,就算与别人做一样的事情,也无法改善状况。因此,以自己的意志来追寻梦想,并为此打拼的进取姿态,对日本人来说是很有必要的。

ベンチャー」という言葉がありますが、これは必ずしも起業するという意味だけではありません。夢に向かって自分で物事を決めるということです。知識を身につけることも大事ですが、同時に「自分で決めることの大切さ」を再認識することも必要なのです。

有一个词叫作“冒险”,并不一定是让你去创业,而是指面对理想,自己去决定一些事情。 虽然学习知识很重要,但同时,也应该再次认识到“自己来做出决策的重要性”。

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