夜、隣で寝ているパートナーが突然言葉を発し、驚いた経験はないだろうか。いわゆる寝言である。思わず返事をすると、それに対する返事がかえってくることもあり、「なんだ、起きてたの?」と話しかけても当人はグッスリ…なんてことも。真夜中の微笑ましい出来事である。

你有经历过晚上睡在身边的人忽然说起话来的惊悚事件吗?这就是所谓的梦话。如果不加考虑回答的话,对于你的回答当事人可能是会有反应的;也可能即使你问他“怎么,醒啦?”,当事人还是睡的很香…简直是在深夜引人发笑啊。

しかし、昔から寝言に返事をすると心身に悪影響をおよぼすという説も耳にする。これは事実なのだろうか? 作業療法士の菅原洋平先生に聞いてみた。

但是,以前听到过这样的说法,如果回答梦话的话,可能对身心有不好的影响。这是事实吗?我们去咨询了作业疗法师,菅原洋平老师。

「寝言に返事をするのは、決していいことではありません。睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があることがよく知られていますが、寝言が起こりやすいのは眠りが浅いレム睡眠時のこと。人はレム睡眠の時、外部の音を“聞いて”います。これは人間が動物だったころの名残で、就寝中でも外部を監視し、外敵が現れたらすぐに反応できるようになっているわけです。そのため寝言に対して返事をしたり、あるいはこちらから話しかけたりすることで、寝言を誘発しやすくなります。結果としてレム睡眠の時間をムダに増やし、そのあとに訪れる体の回復を促す深い眠りを妨げてしまうんです」

“去回答梦话绝对不是好的事情。大家都知道睡眠分浅度睡眠和深度睡眠。容易发生说梦话的是浅度睡眠时间。人们在浅度睡眠的时候是有在听外面的声音的。这是人类作为动物所留下的本能,即使睡觉也在监视外面,如果出现外敌的话马上能够做出反应。因此,如果去回答梦话或者主动搭话的话,很容易诱发梦话。结果就是,浅度睡眠时间增加,妨碍身体恢复进入深度睡眠”。

ちなみに、寝言もあまり度が過ぎるとストレスや心の病気の前兆ではないかと不安になるが、そこまで心配することはないという。

顺便一说,大家会很担心说梦话说太多是不是就是压力、心脏病的前兆呢?其实没必要担心。

「レム睡眠には、日中に体験した記憶から感情的な記憶を削ぎ落とす役割があります。その過程で体験を再生し、私たちは夢を見ますから、時に夢見が悪くてうなされたり、無自覚に言葉を発したりしてしまうことがあるんです」

“浅度睡眠扮演着消除白天体验记忆中的感情记忆的角色。在那个过程里,会重复体验,我们就做梦了,所以有时被噩梦缠住,就会不自觉的说起话来”。

何か感情を大きく揺り動かされるような体験をした日には、レム睡眠が普段より長めになるという。寝言自体は自然な現象のひとつだから、「週に何度か寝言が出る程度なら、さほど気にする必要はありませんよ」とのことだ。

如果是感情有很大波折的一天的话,浅度睡眠的时间会比平时长。但是说梦话本身是自然现象中的一种,所以“一周有那么几次说梦话是没必要在意的”。

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