旧暦12月8日(今年は1月27日)は、中国で「臘八節(ろうはちせつ)」と呼ばれる仏教と儒教のお祝いの日。「臘」の本来の意味は「願い求める」で、その年の五穀豊穣を感謝し、さまざまな物を神々に供える。崇拝の対象となるのは、穀物を最初に植える「嗇神」(しょくしん)や穀物を主管する「司嗇」など。漢(紀元前206-西暦220年)の時代は冬至から数えて3番目の「戊日」を「臘日」としていたが、南北朝(439-589年)の時代に12月8日になり、正式に「臘八節」として祝われるようになった。

旧历12月8日(今年1月27日),是中国传统的佛教、儒教的节日“腊八节”。“腊”字原来表示“许愿”的意思,为了感谢这一年五谷丰登,所以用各种各样的物品供奉神灵。最初种植谷物的“啬神”和主管谷物的“司啬”成为了被崇拜的对象。汉朝(公元前206-西历220年)时从冬至开始的第三个“戊日”作为“腊日”,到了南北朝(439-589年)变为12月8日,开始正式庆祝“腊八节”。

伝統的な「臘八粥」に使われる材料は、種類が多いほどおいしく出来上がる。材料には通常、もち米を筆頭に、アズキリョクトウインゲンマメ、赤ナツメ、落花生、栗などが使われる。使った材料が去年より多いというなら、ますます良い暮らしを送っているということ。「臘八節」当日、中国の一般家庭では「臘八粥」を作り、家族と共に食べるだけでなく、隣人や友人にも差し入れをする。

传统的“腊八粥”所使用的材料,种类越多越好吃。通常以糯米为主,再加上赤豆、绿豆、芸豆、红枣、落花生、栗子等。如果所用的材料比去年多的话,那么就表示生活越来越好了。到了“腊八节”当天,中国普通家庭都会制作“腊八粥”,不但全家一起享用,还会赠送给邻居、朋友。

■臘八粥の作り方

腊八粥的制作方法

<材料>もち米、氷砂糖、栗、ハスの実、シロキクラゲ、百合、赤ナツメ、山芋、リョクトウ、リュウガン、アズキ、クルミなど。

<用料>糯米、冰糖、栗子、莲子、白木耳、百合、红枣、山芋、绿豆、桂圆、赤豆、核桃等。

<作り方>

<制作方法>

(1)まず、豆類ともち米を別々に洗い、豆類は4時間-1晩、もち米は2時間-半日水につけておく。

(1)首先,把豆类、糯米分别洗净,豆类浸4小时到一个晚上,糯米浸2小时到半天。

(2)豆類を鍋に入れ、20分を煮た後、水に付けておいたもち米を入れて45分煮込む。

(2)豆类入锅煮20分钟后,放入加了水的糯米中一起煮45分钟。

(3)粥がドロっとなるのを待って、ナツメの砂糖漬けを入れ、しばらく煮込んでから火から離す。氷砂糖を入れて出来上がり。

(3)待粥粘稠之后,加入糖腌过的枣子,煮透后关火。再加上冰糖出锅。

「臘八節」の到来は春節の序幕が開けたことをも意味し、年末の色が日に日に濃くなっていく。布団を干し、カーテンを洗い、饅頭(中国式蒸しパン)や肉・魚の団子を作り、かまど神をまつり、家を掃除し、年画(吉祥を表す絵)や爆竹を買い、対聯(対句を書いた掛け物)を貼り、ちょうちんをかける…。各世帯には新しい年の到来を祝うムードに満ちる。普段の苦労を一時忘れ、この時期を楽しもうではないか。

“腊八节”的到来意味着春节拉开了序幕,年末的色彩日趋浓重。晒被子、洗窗帘、蒸馒头(中式)、做鱼丸肉丸、祭灶神、大扫除、买年画(表示吉祥的画)和爆竹、贴对联(写有对句的挂轴)、挂灯笼……各家各户都在庆祝新年的到来,充满了节日的气氛。在这一刻,人们将平时的辛劳都抛于脑后来享受节日当下的快乐。

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