1月末に発売された『長生きしたけりゃ肉は食べるな』(若杉友子/幻冬舎)が、いま注目を集めている。発売直後に重版がかかり、売上ランキングでも上位に食い込むなど、ベストセラーの予感を漂わせている。著者は76歳の食養研究の第一人者。病院にかかったことはおろか、健康診断を受けた経験もなし。“白髪もなく、歯も丈夫、老眼にもなっていない”という驚きのプロフィールなのだ。

2014年1月末上架的《想长寿别吃肉》(若杉友子/幻冬舍)日前相当受人瞩目。出版后不久立马就加印,销量排行榜上名列前茅,看来成为畅销书指日可待了。作者是76岁高龄的食疗研究第一人。她本人不要说去医院了,连体检也从未参加过。“没有白发,牙齿牢固,没有老花眼”,个人履历相当惊人。

しかし、不思議なことに、この本をamazonでチェックすると「よく一緒に購入されている商品」に表示されるのは、同じく1月に発売された『肉を食べる人は長生きする』(柴田 博/PHP研究所)というもの。まったく真逆の主張をタイトルに掲げる本がともに購入されているようだ。果たして、肉は食べるべきなのか、食べないほうがいいのか……両書を読み比べてみたい。

但不可思议的是,如果你在亚马逊搜索这本书,显示“经常一起购买的商品”中竟然有同一时期出版的《食肉者能长寿》(柴田博/PHP研究所)这本书。看来很多人都会购买标题表示完全相反主张的这两本书。那么到底是应该吃肉呢,还是不吃肉比较健康呢……我们一起读来比比看吧。

  

まず、「長生きしたければ肉は食うな」派の主張を読んでみよう。こちらは「日本人には肉は合わない」と一刀両断。その理由は、日本人は「農耕民族で穀物菜食をしていたため腸が長く」、肉の消化には時間がかかってしまうこと。「肉のカスが腸内に長く残り、腐敗」することで、「さまざまな毒素が発生し、血液が汚された結果、内臓や細胞の機能がうまく働かなくなり、炎症を起こしてしまいます」。その炎症こそが「細胞のガン化」というのだ。さらに、「肉好きの人はガンや心臓病などの循環器系の病気で倒れることが多いなど、日本人の有病率が、肉が身体に悪いことを証明しているのです」といい、“肉を食べていると長生きできない”と警鐘を鳴らす。ちなみに肉のほかに卵や牛乳などの動物性タンパク質も同様によくないらしく、牛乳をうまく消化できない日本人にとっては「牛乳からではなく、野菜や豆類から必要なカルシウムをとるべき」という。

首先让我们来看看“要长寿不吃肉”派的主张。其实这一派的思路非常简单直接,“日本人不适合吃肉”。理由是日本人“属于农耕民族,为了适应谷物蔬菜等食物,肠子比较长”,所以消化肉类的话会比较费时间。而因为“肉渣在肠内长时间残留就会容易腐败”,“这样会产生各种各样的毒素,污染了血液的话,内脏或细胞的机能就无法顺利运作,还会引起炎症”。而正是这种炎症会导致“细胞的癌化”。并且,据说“喜欢吃肉的人中有很多都因癌症、心脏病等循环器官的疾病而倒下,日本人的高患病率就是肉对身体不好的证明”,这就鸣起了警钟“要是经常吃肉的话,就不会长寿”。顺便一提的是,除了肉类,鸡蛋、牛奶等动物性蛋白质也对身体不是很好,日本人本身就不能很好地消化牛奶,对于他们来说,“不应该从牛奶,而应该从蔬菜、豆类等食物中摄取必须的钙质”。

一方、「肉を食べて長生き」派はどうか。『肉を食べる人は長生きする』の著者は、医学博士で日本応用老年学会の理事長。こちらは昔、日本人の国民病といわれていた脳血管疾患の死亡率が、1965年の調査で肉を食べている人ほど低いことが明らかになったことを挙げ、ほかの食品では代替できない肉に含まれる特異な機能に注目。うつや自殺予防の働きがあるセロトニンの原料や、コレステロールの酸化を抑える働きがあるカルノシンなど、肉によって摂取できるものの利点を並べている。また、牛乳に関しても、日本人が摂取するようになって寿命が延びたことを考えると「長寿と健康に役立つことは明白」という。

那么另一方面,“食肉者长寿”派是怎么讲的呢?《食肉者能长寿》的作者是医学博士,还担任日本应用老年学会的理事长。这一派提出,根据1965年调查,关于日本人中因患有被称为国民病的脑血管疾病而死亡的比率,经常吃肉的人比较低,值得注意的就是肉类中含有其他食品无法替代的特别机能。例如具有预防抑郁症或自杀功效的血清素、具有抑制胆固醇氧化功效的肌肽等,都可以通过肉类摄取,这都是它的好处。此外,如果想到日本人即使因摄取牛奶也达到延年益寿功效的这件事,那么“肉类能起到长寿和健康作用这件事也很明显了”。

まさしくタイトルが示していた通り、まったく見解が異なる両書。しかし、実は両方とも、「肉を食べるか食べないか」に本題が置かれていない点は共通している。『長生きしたけりゃ肉は食べるな』が説くのは、一汁一菜の食事の重要性。食物の“陰陽”を理解し、体質に合った食事を心がけることが大事だという。また、『肉を食べる人は長生きする』は、長生きの秘訣を「いろいろ食べること」とし、噛む力を鍛えることや運動など、高齢者にとって大切な生活習慣を指南している……どちらにせよ、主張が違うことに変わりはないようだ。

果然如标题所示,这真的是主张南辕北辙的两本书。但实际上,双方都没有把重心放在“要不要吃肉”上。《想长寿别吃肉》想要说明的是粗茶淡饭饮食的重要性。关键是要理解食物的“阴阳性”,留心适合自己体质的饮食。另外一方面,《食肉者能长寿》一书则指出,长寿的秘诀是要“吃各种各样的食物”,要采用锻炼咀嚼能力或运动等这些对高龄老年人极为重要的生活习惯……无论是哪一派,关于主张的不同之处都能言之成理。

肉を食べるか、食べないか。どっちの健康法を取り入れるかは、あなた次第。それぞれに納得させられる部分はあるので、ぜひ読み比べてジャッジしてみてはいかがだろうか。

吃肉,还是不吃肉?到底采取哪种健康养生法,都是由你自己来决定。双方都有各自值得采纳的部分,所以请一定要读来比较看看,再做决定吧。

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