沪江日语阅读提示:双击或划选日语单词,查看详细解释,并可收录进生词本以供记忆学习。

つい先日、日本人の体にアニメキャラを彫った「痛トゥー」とも「ヲタトゥー」とも呼ばれる、タトゥーの写真が記者のTwitterタイムライン上に流れ流れてやってきた。

前几天,日本人在身体上刺上动漫角色的刺青,这种被称为痛刺青现象的照片在记者的推特上不停地被转发。

タトゥー=入れ墨といえば、江戸時代に罪人の体に罰として彫られた歴史があり、日本人にはいまだアウトローな印象で感じる人が多い。

说道刺青,在江户时代曾经作为惩罚罪人的一种刑罚,在罪人的身体上刺刻。所以很多日本人到现在都对刺青留有非法的印象。

しかし海外ではアートジャンルとして確立しており、日本人が考える印象とは全く別の考えで「自分の個性」として捉える人の方が多い。また、入れる人も普通のサラリーマンからハリウッドセレブまでと様々。

但是,刺青在海外被认为是一种艺术风格,和大多日本人印象中的刑罚不同,很多人将刺青视为能够捕捉到自己的个性。当然,拥有刺青的人也从普通的公司职员到好莱坞名流遍及各个领域。

最近では、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーが、子供の名前を背中に彫っているのをニュースで見かけた人も多いのではないだろうか。

最近,好莱坞女星安吉丽娜朱莉将自己孩子的名字纹在了后背。很多人应该都看到了这则新闻吧?

その進化形として海外では、体に好きなアニメのキャラクターを彫る人が昔から少なからずおり、最近日本でもそうした写真がネットを通じ出回るなど徐々に認知度は高まりつつある。

作为那个行为的进化版,海外有不少人将自己喜欢的动画角色纹在身上,最近日本也出现了此类照片在网络上流传,并且网友对其的认知度也在不断的提高。

しかし、出回る写真はいずれも海外のものばかりで、今回のように日本人に彫られた「痛トゥー」の写真が出回るのは珍しい。また聞けば、国内で彫られたものだという。

但是,以前此类照片都是海外的作品,这一次是日本人自己的纹身照片“痛刺青”,这是非常罕见的。

折角なのでと今回、そのTwitterの投稿主にアポイントを取り、幸運なことにタトゥーを入れた彫り師の方と一緒に取材させていただくことができた。

机会难得,这次我们得到了与那条推特的投稿人约会的机会,幸运的是还可以对他和纹身师一起进行采访。

本稿では、日本にはまだなじみの浅い「痛トゥー」という文化について、ほんの少しだけ、そしてディープに紹介してみたいと思う。

希望通过本文能对日本尚在摇篮中浅显的“痛刺青”文化,即使仅仅是冰山一角,也能深入的介绍给大家。

今回取材に協力いただいたのは、神奈川県横浜市にスタジオを置く『Diablo Art』のAkiさんと、Twitter投稿主、ほだかさん。

这次协助我们采访的是位于神奈川县横滨市的工作室 “Diablo Art”的Aki先生和推特的投稿主hodaka先生。

二人は数年来のつきあいとかで、取材の翌週に大阪で行われる『ヲタトゥーナイト』(チケット完売済)にはチームで参加するほどのつきあいだそうだ。当日ほだかさんの体には、アニメ『ガールズ&パンツァー』の武部沙織を彫る予定とのこと。

两人已经相识数年,在采访结束之后的下一周就要作为队友一同去参加在大阪举行的“痛刺青之夜”(票已售罄)。那天,预计将在hodaka身上纹上动画“少女与战车”中的武部沙织的形象。

スタジオに到着し、真っ先に通されたのが待合室。

记者到达了摄影棚之后,首先被请到了等候室。

「ここはヲタ部屋か!」という位、フュギュアやアニメグッズが所狭しと並べられていた。大半はAkiさん自身が集めたそうだが、最近では「痛トゥー」をしに来るお客さんがあれやこれやと置いていくため、気づけばこんな状態に……そして現在も着々と増殖中とのこと。

“这里是宅男的房间吧!”,房间里并排摆放着手办和动漫周边。其中大部分都是Aki自己收集的,最近因为慕名“痛刺青”过来的客人们也将这样那样的手办周边摆放在这里,等察觉到了已经成了现在的状态… …并且这些手办周边还在不断的增殖中。

ちなみにAkiさん。仕事上だけのつきあいでヲタク文化に接しているわけではなく、子供の頃気づけば既にヲタクだったそうだ。しかし、中学に上がる頃には周囲に不良な人が多くなり、雰囲気的に隠さないといけない状況に追い込まれたそうだが、28を過ぎたあたりで再びオープンに。

顺便一提,Aki先生不是因为工作上的原因才和宅文化接触的,听说他孩提时代就是小宅男一枚。但是,上了初中之后周围的不良少年渐渐变多,迫于形势不得不隐藏自己的宅属性。过了28岁这种属性又再一次被解放出来。

今では彫り師の腕とヲタク趣味を生かし、毎月2~3人に「痛トゥー」を施すまでになっている。(ほだかさんによると、他のスタジオでは「痛トゥー」の依頼は年に1回か2回程度らしいので、この基準は普通に比べかなり多いとの話。)

现在他发挥纹身师的技术并且结合宅男的趣味,每个月给2~3人做“痛刺青”。(hodaka说,别的工作室接到“痛刺青”的委托一年仅仅1~2次的程度,与这个基准相比的话这里的情况好太多。)

なお、Akiさんが次に彫ってみたい「痛トゥー」の題材は、ゲーム『アマガミ』の森島先輩。今期一押しのアニメは『極黒のブリュンヒルデ』との話だ。

另外,Aki下一个“痛刺青”的题材是,游戏《甜蜜吻痕》中的森岛前辈。本期首推的动画是《极黑的布伦希尔德》

そして、「痛トゥー」のオーダーで観たことがない作品が来てしまった場合には、できる限りその作品をチェックしてから取りかかるのだそう。

如果出现没有被制作过刺青的作品,不知道刺刻的顺序时,他会尽可能的自己检查研究一番再下手。

一生その身に残るものだからこそ、作品をよく知ってから取り組みたいという考えらしい。

正是因为刺青是一生都附着在人身上的,所以Aki先生希望在充分了解作品之后再研究相应的刺刻方法。

お次は施術室。半分はAkiさんのアトリエ兼になっているようで、こちらも……フィギュアやその類いがミッチリ。

记者接下来去了施术室,同时也兼任Aki桑的工作室,就连这里也摆满了手办一类的物品。

しかも、タトゥーを入れる専用の機械はAkiさん手作りの痛仕様になっていた。

并且,专用于刺青的器械是Aki先生亲手制作而成的痛刺青器械。

今回取材を通し一番印象的だったのは、二人が口をそろえた「日本はまだタトゥーについて見る目が厳しい」という意見。海外ではアートとして捉えられ、日本でも徐々にそうした印象を持つ人は増えているが、特にネット上などでは「死ね」という言葉を簡単に投げかける人もいるという。

在这次采访中令我印象最深的是两人同时说出这样的观点,“在日本大家对待刺青的态度还是很严峻的。”刺青在海外被尊封为一种艺术,虽然在日本认可这种观点的人也渐渐增多,但是也有特意在网络上用“去死吧”这样的语言对刺青进行攻击的人。

記者はタトゥーを入れない派の人間だ。だから、否定的な人達の考えも分からないではない。しかし、単にタトゥーを入れているというだけで「死ね」などと言う言葉を他人に投げかけるのは理解できない。

记者属于不会刺青派,所以,也不是不能理解那些对刺青持有否定态度的人的想法。但是,单单因为别人喜欢刺青就对他人投掷“去死吧”这样的语言,这才是记者所不能理解的地方。

今回出会った二人は、タトゥー=アウトローなイメージではなく、単にヲタク趣味をこじらせてしまって、行き着いた先の作品愛の表現方法が、多数派の薄い本等ではなく、たまたま少数派のタトゥーだったという風に感じた。つまるところ、少数派か多数派の違いでしかないのだ。

今天遇到的这两个人,他们并不觉得刺青是违法,仅仅是把自己的宅趣味升级、对自己憧憬的作品的爱的表现方法和大多数人热衷于小画册不一样,碰巧是小众的刺青而已。归根究底,就是少数服从多数的思想在作祟。

声明:本双语文章的中文翻译是沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。