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村上春樹氏の最新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(12日発売/文藝春秋)が、4/22付オリコン"本"ランキングBOOK(総合)部門で週間37.2万部を売り上げ、初登場首位を獲得した。

村上春树最新作品《没有色彩的多崎造和他的巡礼之年》(12日发售/文艺春秋)以单周37.2万本的销量荣登4/22付ORICON书籍(综合)排行榜首位。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

没有色彩的多崎造和他的巡礼之年

筆者談

作者寄语

3年ぶりの書き下ろし長篇小説。『1Q84』がいわば、ジェットコースター的な物語だったので、それとは少し違うものを書いてみたいという気持ちがありました。それがどんなものなのか、書いてみないとわからなかったけど。

时隔3年写下这部长篇小说。《1Q84》可以说是如云霄飞车般惊险刺激的故事,这次我想写些与之不同的东西。会是什么呢?不动笔,我也不会知道。

あらすじ

简介

多崎つくるは36歳、独身。少年の頃からの駅好きが嵩じて、鉄道会社の駅舎の設計管理部門に勤めている。名古屋で高校に通っていた頃、彼には男女2人ずつの、親友と呼べる仲間たちがいた。5人は、それぞれタイプはまったく異なっていたが、むしろそれゆえに、まるで正五角形のように完璧な親密さを形成した。つくる以外の4人は、姓に色が入っていた。あだ名は「アカ」「アオ」「シロ」「クロ」。つくるだけ色彩を持っていなかった。そして彼だけが東京の大学に進学した。20歳を前に帰省した際、つくるは突然、4人から一方的に絶縁を宣告される。理由はまったく思い当たらなかった。彼は死を強く望むほどのショックを受け、現実世界に戻ってきた時には、ほとんど別の人間と言ってもいいくらいの変貌を遂げていた。

多崎造,36岁,单身。年少时就喜爱车站的他现就职于铁路公司的火车站设计管理部门。在名古屋读高中时,他有称得上是亲密朋友的四个伙伴,两男两女。5人虽个性迥然不同,但不如说正因如此,他们就像正五边形般,有着完美的亲密关系。造以外的4人姓氏中都有表示颜色的字,绰号为“红”、“蓝”、“白”、“黑”,唯独造(的名字)没有颜色。而且,只有他一人到东京上大学。不到20岁的造返乡之际,突然被(其余)4人单方面告知要与其断交。不明所以的他遭受此等打击,对死亡产生了强烈憧憬。重回现实世界时,他可以说已经改头换面,发生了极大的改变。

それ以来、16年間、彼はかつての親友たちと一度も再会していない。だが彼は、仕事の関係で知り合った、2歳年上の魅力的な女性、沙羅から、遠い昔の、5人組からの追放の真相を、今こそ確かめるべきだと言われる。こうして、多崎つくるの「巡礼」の旅が始まる。

在那之后的16年,他一次也没有再见之前的好友。因工作关系结识、年长2岁的富有魅力的女性沙罗却劝他,如今正是弄清多年前被驱逐出5人组的真相的时候。于是,多崎造开始了“巡礼”之旅。

つくるは自分を空っぽの容器のように感じている。自分には「色彩」がないと。だが彼の名前には代わりに「多」の1字がある。空であるということは、多くのものを入れられるということだ。だがそれは良いものばかりとは限らない。「巡礼」は、思いがけぬことに、最終的にフィンランドの片田舎へと、つくるを向かわせる。懐かしい4人の友だちの、16年前の秘密と、16年の間に起こっていた変化と、16年後である現在の姿が、いっぺんに彼に訪れる。痛ましさと優しさに彩られた真実と、それでも解かれることのない、おそらくは解かれるべきでもない謎が、幾つも浮かび上がってくる。

造感觉自己像个空壳,没有“色彩”,但取而代之,他的名字里有个“多”字。空,即可以装入很多东西,但那未必都是好东西。让人意想不到的是,这次“巡礼”使得造最终前往了芬兰的偏僻乡村。令人怀念的4位友人16年前的秘密、16年间发生的变化和16年后的样子,一次性向他袭来。融合了痛心与体谅的真实和未解、或者恐怕是不应解开的谜,不断浮出水面。

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