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芥川竜之介の「酒虫」と「聊斎志異」の「酒虫」の比較

要旨
中国の清朝の初期奇異な小説「聊齋志異」の中には「酒虫」という文章がある。日本の芥川竜之介はこれによって、同名の作品を創作しました。芥川竜之介の「酒虫」と「聊齋志異」の「酒虫」は題目、ストーリーが大体同じだが、体つき、気品は全く違います。「聊齋志異」のもとの作品は4百足らず字の小型の文語の体の小説で、芥川竜之介の「酒虫」は十分にもとの作品のストーリーと人物を利用して、かなり「膨らませて」4節の8千近く字の短編映画の小説を拡充します。もとの作品と比較して、芥川竜之介の「酒虫」は人物の造型と心理の描写の上ですべてとても大きくもとの作品を上回りました。芥川竜之介は「酒虫」によって、批判は、現実的な生活の中の愚かで無知さと虚栄を風刺しまして、自分の生活と体験によって人生に対して新しい認識を出しました。

キーワード:芥川竜之介 聊齋志異 酒虫 三つの答え

目次:

はじめに
一、芥川竜之介と「聊齋志異」について
二、「聊齋志異」の「酒虫」
三、芥川竜之介の「酒虫」と「聊齋志異」の「酒虫」との比較
終わりに

はじめに

「酒虫」 は一九一六年六月、第四次「新思潮」第四号に発表された芥川の初期作品である。材料は「聊齋志異」からとった。しかし、もとの作品と比較して、芥川の「酒虫」は外在するから内在する人物の心理に転向して描写がいて、技と力の雰囲気を高く備えて手段を作ることがある。そこで、本稿は「聊齋志異」の「酒虫」との比較を通して、芥川竜之介の人生に対する態度と認識を探求します。

一、芥川竜之介と「聊齋志異」について

芥川竜之介は、明治25(1892)年に东京に生まれました。芥川竜之介は生まれてから八ヶ月で実母ふくが発狂した。そのため、母の実兄である芥川の家に引き取られた。1927年7月、自宅で睡眠薬自殺をとげる。死の八年後、親友で文藝春秋社主の菊池寛は、芥川の名を冠した新人文学賞を設けた。これは、現在もなお続く、小説家をめざす人の登竜門としての「芥川賞」のことである。家庭の雰囲気の影響で、芥川は少年時代から漢文学に接触した。特に、中国の「聊齋志異」に興味を持っていた。芥川竜之介の全集の中で、4編の作品は「聊齋志異」に材料を取る。即ち「仙人」は「戯鼠」と「雨钱」に基づいて、「酒虫」は「酒虫」に基づいて、「首が落ちた話」は「諸城某甲」に基づいて、「仙人」は「崂山道士」に基づいて作ります。彼は鬼や不思議な物語などがとても好きであった。不思議な物語を通して、人間社会の醜いところを暴き出すのは芥川の好きな書き方らしい。原作に基づいて現代の思想を加えて、新作の文学価値は原作よりもっと高い段階に到達したのである。芥川は歴史小説に新しい生命力を注いだと言えよう。芥川は歴史小説の主人公または物語の内容を通して、自分の観点を表し、人間社会の悲しみと喜びを表現した。これも彼の翻案した歴史小説が成功した原因の一つである。

二、「聊齋志異」の「酒虫」

中国の原典の「酒虫」は、蒲松齢によって創作され、「聊斋志異」に収録された。
異国から来た僧侶が長山に住む富豪の劉氏を一目見て、「奇病がある」と言った。「君は酒を飲んでも酔わんのではないかね」劉氏がそうだと答えると、僧侶はそれは酒虫のせいだという。劉氏が是非退治してほしいと言うと、僧侶は彼をうつ伏せにして手足を縛り、顔の前に酒をいれた壷を置いた。そのうち口が乾いてきて酒が飲みたくなったが、縛られていてはどうしょうもない。突然咽がもぞもぞしたと思うと何かを吐き出し、壷のなかに飛び込んだ。それは3寸ほどの肉の塊で、魚のように動いている。「これは酒の精で、これを瓶の水のなかに入れるとよい酒ができる」と僧侶は答えた。酒の虫は取り除いたが、その後劉氏の家は没落したという。

三、芥川竜之介の「酒虫」と「聊齋志異」の「酒虫」との比較

芥川竜之介の「酒虫」と「聊齋志異」の「酒虫」比べて、すでに生まれ変わるだけではなくて、その上自分の独特な精神の気品がある。芥川の「酒虫」と「聊齋志異」の「酒虫」との比較検証は、既に稲垣達郎が試みている。そのほかにも広瀬朝光や単援朝による比較研究がみられ、「酒虫」 が取材源をいっそう拡大、改変、付加したことが基本的にあきらかになった。「聊齋志異」と芥川の短篇は、大筋同じなのであるが、細かいところでいくつか異なっている。

1、 人物と背景

芥川竜之介の「酒虫」

「聊齋志異」の「酒虫」

劉、蛮僧、儒者、童僕、丫鬟(人物)

劉氏、番僧(人物)

蛮僧の来歴=西域、宝幢寺

番僧の来歴なし

帰結文が先

時間的順序

風景描写

風景描写なし

人物の心理描写

人物の心理描写なし

治療過程の具体的描写

治療過程の具体的描写なし

酒虫の用途について蛮僧しかわからない

いくらでも美酒を造れる酒の精

健康、家産の零落、手に鋤をとる

健康、家産の衰え

三つの答え

一つの答え

この表を通じて、「聊齋志異」の「酒虫」にはストーリー展開以外の描写表現は一切ないが、芥川の 「酒虫」 はストーリー展開をはじめ、語りの形式にふさわしい対話文、人物の増設、人物の外貌、心理、風景の描写などがみられる。「聊齋志異」の「酒虫」の主人公の「劉」に正式の名前を賜るだけではないが、芥川龍之介の「酒虫」の主人公の名前は劉大成という、また元からある人物の僧侶の基礎の上で表面はまるで儒学者の第3者の孫先生という糟邱の良友を増加しました。その上自分の思想を巧みなのは入って品種を行うことにもみます。そこでともとの作品は比較して、芥川竜之介の「酒虫」は人物の造型と心理の描写の上ですべてとても大きくもとの作品を上回りました。

2、 虫が出るのほう

最大の違いは、虫が出てきてからだ。「聊齋志異」では酒虫が体内から出た劉の、お礼をしたいという申し出に対し、お坊さんは「金はいらない、その代わりその虫をくれ」と言う。甕に水を満たしてその虫を入れてかき回すと、すばらしい酒ができるというのである。確かに実験してみると、すばらしい酒ができた。その虫は酒の精だったのである。
ところが芥川版では虫の正体など興味を持たない。そのかわり、どうして劉が何もかも失うに至ったかが考察される。

3、三つの答え

「聊齋志異」の「酒虫」の末尾で、ただ一つの答えがある。即ち、「蟲是劉之福、非劉之病、僧愚之以成其術。然欺、否欺?」という。ところで、芥川竜之介の「酒虫」の末尾で、酒虫を吐き出して以来、劉の健康が衰弱し家産が零落したことをめぐり、人々がロにした意見のなかで最も代表的な三つの答えが、語り手によって挙げられ答えている。
「第一の答。酒虫は、劉の福であつて、劉の病ではない。偶、暗愚の蛮僧に遇つた為に、好んで、この天与の福を失ふやうな事になつたのである。
第二の答。酒虫は、劉の病であつて、劉の福ではない。何故と云へば、一飲一甕を尽すなどと云ふ事は、到底、常人の考へられない所だからである。そこで、もし酒虫を除かなかつたなら、劉は必久しからずして、死んだのに相違ない。して見ると、貧病、迭に至るのも、寧劉にとつては、幸福と云ふべきである。
第三の答。酒虫は、劉の病でもなければ、劉の福でもない。劉は、昔から酒ばかり飲んでゐた。劉の一生から酒を除けば、後には、何も残らない。して見ると、劉は即酒虫、酒虫は即劉である。だから、劉が酒虫を去つたのは自ら己を殺したのも同前である。つまり、酒が飲めなくなつた日から、劉は劉にして、劉ではない。劉自身が既になくなつてゐたとしたら、昔日の劉の健康なり家産なりが、失はれたのも、至極、当然な話であらう。」

芥川は最後に「これらの答の中で、どれが、最よく、当を得てゐるか、それは自分にもわからない」と白々しいことを言っているが、どれがそのほんとうの理由であると考えているかはあきらかである。すなわち、三番目だ。つまり、生来持っている資質を捨てると結局は「何も残らない」ことになる、と、この物語に託して言っているわけだ。換言すれば、「酒虫」は劉氏のが劉氏の独特な個性なので、人の個性を扼殺して人の生命を扼殺するようである。「独自性を失わないようにという暗喩」、「自己を喪失した人間の悲劇」などに芥川の警告が秘められているとの指摘である。典拠にない第三の答えには、一九一五年前後の日本に波及してきた大正デモクラシーの自由主義思潮の影響下で唱えられた個人尊重思想の影響がみられる。もし芥川がこのような思想を背景に据えたとしたなら、第三の答えこそが、彼自身の主張であると推測できる。

おわりに

「酒虫」 が取材源をいっそう拡大、改変、付加したことが基本的にあきらかになった。実は芥川竜之介は酒の虫の取捨選択の過程を通して、批判は、現実的な生活の中の愚かで無知さと虚栄を風刺して、そして自分の生活と体験によって人生に対して新しい認識を出しました。「劉の一生から酒を除けば、後には、何も残らない」、「劉が酒虫を去ったのは自ら己を殺したのも同然」であるところから、「自己」をなくすと、「自己」は「自己」でなくなるというのが、芥川が求める生き方であり、「酒虫」において主張しようとした主題だったというのである。とはいえ、作者が劉を「虚栄心」に満ちた人、人の話に盲従的な人物として設定していることからもわかるように、けっして劉に同情し、被害者とみなしているわけではない。以上のようにみてくると、「酒虫」は同じ初期の作品である「鼻」や「芋粥」と同じく「自我喪失」という問題意識をもっていることはあきらかである。「酒虫」の中から見て、芥川竜之介は中国の文学の中から取っては題材だけではなくて、テーマの思想のもある。

参考文献

【1】 『芥川竜之介作品集』葉渭渠主編;楼適夷訳;北京:中国世界語出版社,1998
【2】 『聊斎志異』の巻一四の「酒虫」 北京:人民文学出版社,1998
【3】 広瀬朝光「芥川『酒虫の文芸性」『愛知大学国文学』第一六巻、一九七六年三月。
【4】 稲垣達郎 「歴史小説家としての芥川龍之介」 『芥川龍之介研究』 河出書房
【5】 『芥川竜之介と古典』 長野嘗一 東京 : 勉誠出版, 2004

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