読書記録・管理サイト「読書メーター」が、ユーザーの感想・レビューなどをもとに選んだ2012年の年間オススメ本ランキングを発表しました。Amazonなどで公開されている"売れた本ランキング"とは一味違う、読書家の評判が高かった作品をご紹介します。

记录、管理读书的网站“读书计量表”,发表了根据用户的感想、评论选出的2012年度推荐书籍排行榜。与在Amazon上公开发布的畅销书排行榜有所不同,介绍的是阅读家们评价较高的作品。

Amazon上的畅销书排行榜如下:

1位:「舟を編む」三浦 しをん
2位:「共喰い」田中 慎弥
3位:「海賊とよばれた男 上」百田 尚樹
4位:「海賊とよばれた男 下」百田 尚樹
5位:「ナミヤ雑貨店の奇蹟」東野 圭吾

ところが、これらは無料会員制ウェブサイト「読書メーター」が発表した年間ランキングの上位には入りませんでした。(最高位が東野圭吾さんの「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の15位)「読書メーター」は、読んだ本を登録して自分の読書量を記録できたり、読了後に感想やレビューを書き込めたり、Twitterのようにつぶやいて読者家同士でコミュニケーションを図れる今話題の読書サイト。それでは読書好きの人たちの中で評判の高い本は、どのような作品なのでしょうか。

然而,这些书却没能进入在免费会员制webside“读书计量表”发表的年度排行榜。(能排到最高的东野圭吾的《ナミヤ雑貨店の奇蹟》只有第15名)“读书计量表”可将读过的书记录成自己的读书量,也可以写读后感或评论,如同Twitter一样在阅读者之间进行交流、私语,成为现在大热的读书网站。那么,在喜欢读书的人当中,获得高评价的书籍到底是哪些作品呢?

■5位 「晴天の迷いクジラ」窪 美澄

第5位 《晴天迷鲸》窪 美澄

生きることに疲れた3人が、ひょんなことから浅瀬に打ち上げられたクジラを見に行き、生と死について考えるストーリー。「3人の苦しい過去は読んでつらかったけど、お互いの傷を癒やしあい再生していく姿と生まれた絆がよかった」「死にたいと思ったときは、こんな風に意味なく見える行動を取ってみてもいいかもしれない」など、重いテーマに向き合った読者が多くいました。

本书叙述了为生存而疲惫的三人,意外地去看了被搁浅的鲸鱼,考虑起关于生死的故事。“了解三人痛苦的过去虽然很难过,但他们互相之间聊以慰藉、治愈伤痕后再生的羁绊,不禁令人动容。”“想死的时候,像这样做一些貌似没什么意义的举措,可能也不错。”像这样面对沉重主题的读者较多。

■4位 「楽園のカンヴァス」原田 マハ

第4位 《乐园的画布》原田真

ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図、同じタッチの絵を目にした、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウンと日本人研究者の早川織絵が、この絵がルソーのものか否かを判定する長編作品。「芸術に取りつかれた人々の情熱と愛情が本当に熱い」と一気読みしたくなる一冊。

描述了遇见几乎和卢梭的名作《梦》同样构图、同样笔触的画,纽约近代美术馆(MoMA)的研究员Tim Brown与日本研究者早川织绘,对这幅画进行鉴定是否是卢梭真品的长篇作品。“对艺术充满执着的人们,那种热情与感情是真正炽热的、强烈的”……让人一口气就想读完的一本书。

■3位 「夏天の虹―みをつくし料理帖」高田 郁

第3位 《夏日彩虹》高田郁

思い人の小松原と一緒にいる道か、料理人として生きる道かで悩む主人公の澪が、胸に秘めていた思いをついに打ち明ける、「みをつくし料理帖」シリーズの第7弾。「ここまで試練を与えなくても良いのに!」という読者がいたほど、涙なしには読めません。

烦恼于——是和恋人小松原一起,还是作为料理人走下去的主人公澪,终于坦诚出内心隐藏的秘密。《みをつくし料理帖》系列的第7弹。“没必要给予这样的磨炼吧!”连读者都这么说了,想必不流泪是读不下去咯。

■2位 「残穢」小野 不由美

第2位 《残秽》小野不由美

何の変哲もないマンションで起きる怪奇現象を調べるうちに、その土地を巡る意外な真実が浮き上がってくる本格ホラー。ルポ形式で書かれており、「リアルで怖かった!」「末のはっきりしないモヤモヤ感がある意味怪談かも」などのコメントが。夜に一人で読むのは危険かもしれません。

在调查平淡无奇的公寓里出现的奇怪现象时,围绕这一公寓浮现出了出乎意料的真相,是一部正统的恐怖小说。本书以通讯报道的形式撰写,却有“像真的一样恐怖!”“结局不清不楚的朦胧感,像是鬼怪故事。”等评论。夜里要是一个人阅读的话,可能很危险哦。

■1位 「くちびるに歌を」中田 永一

第1位 《唇边的歌》中田永一

長崎県にある中学校の合唱部を舞台にした青春小説。「中学生の持つ繊細な雰囲気と合唱が合わさって、透明感のある優しいストーリーでした」など感動したという声が多くありました。2012年の「本屋大賞」でも4位にランクインしており、書店員・読書家双方に愛された作品といえるでしょう。

这是一部以长崎县的中学合唱部为舞台的青春小说。“中学生特有的纤细氛围与合唱契合,有着透明感的温柔故事。”像这样被感动的评论很多。2012年获得“本屋大赏”第4名,可说是被书店人员与阅读家双方都赞誉有加的作品。

本との出会い方は十人十色。次に何を読もうか悩んだときは、このランキングを参考にしてみてはいかがでしょうか?

与书的邂逅,各人都各不相同。不知道接下来该阅读什么的时候,把这个排行榜作为参考如何呢?

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2012年度日本书籍销量排行榜