声明:以下内容仅代表作者个人观点,仅供参考。

翻訳会社、アークコミュニケーションズ社長の大里真理子さんが書かれているブログに、先日、「『ちゃんとやったのにうまくいかない』ということはありえない!」という記事がありました。

前几日,翻译公司Arc Communications 社长大里真理子在博客中发了这样一篇文章,题为《明明好好做事了却还是不顺?这不可能!》

このように日本語の「ちゃんと」は英語ではわざわざ言わなくてすむ言葉だろう。なんて曖昧で、日本的な表現なのであろう。

像这样,日语中“ちゃんと”这个表达在英语中是不需要刻意说出来的吧。这种说法是多么暧昧、多么日式啊。

附:大里真理子博文——「ちゃんとやったのにうまくいかない」ということはありえない!

おっしゃるとおり、日本語から英語に変換するとき、この「ちゃんと」は消える言葉だと思います。ということは、英語から日本語へと翻訳するときは、どこからともなく、この「ちゃんと」が出てこないといけないはずです。そうしないと、行って帰ったら違うモノになってしまいます。

正如她所说的那样,把日语转换成英语时,“ちゃんと”一词属于消失的词语。也就是说,将英语翻成日语时,这个“ちゃんと”得在某个地方给它加上。如果不这样,一来一回内容就变样了。

もう一点。あいまいなのが日本的表現なら、くどいのが英語的表現。だから、英語から日本語に翻訳するときは、すこしすっきりさせてやらないといけません。そうしないと、普通の文章がくどくどした文章になってしまいます。つまり、英語から日本語へと変換するときに消える言葉というのもあるわけです。であれば、日本語から英語へ翻訳するとき、どこからともなく出てこなければならない言葉もあるはずです。

还有一点。如果日语表达是“暧昧”,那么英语表达就是“啰嗦”。因此,将英语翻译成日语时,必须要将文章变简洁些,不然一篇普通的文章会变得十分冗长。即,英语被译成日语后也会有消失的语言。既然如此,那在将日语翻译成英语时,就应该有些词是要额外添上的。

英日で全部の単語を訳出するとくどいだけでなく、ニュアンスが変わってしまうこともあります。簡単な例は"What are you doing?"を「何をしているの?」と訳した場合と「あなたは何をしているの?」と訳した場合でニュアンスが異なるというもの。普通なら表に出ない「あなた」をわざわざ出すと非難のニュアンスが強くなります。原文側がニュートラルな場合、これはまずい処理です。

英日互译时如果将全部单词都译出,不仅会变得啰嗦,有时候连语感也会发生改变。举个简单的例子,比如 “What are you doing?”这句英语,译成“何をしているの?”或是“あなたは何をしているの?”,语感完全不同,后者把原来该省略的“あなた”特意翻了出来,加重了责难的语气。如果原文是中立的,那这样处理就不合适了。

産業系を中心に原文と訳文の形式的な対応を重視する傾向がかなりありますし、それはそれで意味があることなのですが、最終的には、こういう、翻訳時に消える言葉・出てくる言葉までちゃんと処理すべきです。理由があって削ったものは訳抜けではないし、理由があって追加したものは、単純に「こんなことは書いてない」と言えるものでもないのです。

如今翻译非常重视原文与译文形式上的对应,尤其是产业领域的译文,这也有它一定的道理,但最终来说,翻译时哪些语言要消失、哪些语言要添上,还需要译者好好处理。有理由的删减算不上漏译,有理由的添加也不能简单地将其归类为“无中生有”。

でもまあ、削るのも勇気がいりますし、足すのはもっと怖くて、自分でも、こういうあたりがどこまでできているのか、やりすぎていないのか、わからないことだらけですけどね。

不过嘛,删减时需要勇气,添加时更会有恐惧,到底这里的文字完成到哪个地步了,是不是译的有些过了,诸如此类,我也是充满疑惑啊。

给迷惘的你:日本翻译工作者谈翻译行业

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。