日语文学作品赏析《初期詩篇》
日輪は遠く逃げゆく
有明けの天上ふかく
日輪は遠ざかりゆく
仰ぎ見よ暁闇の空
罪びとの涙もしるく
薄冥の雲間に凍り
日輪は遠く消えゆく
海に溶け込む太陽だ ランボオ
かれは真昼の海に眠る。
茫洋たる音楽のみどりに触れあう はるかな
蜃気楼の奥深くかれは眠る
あふれる
とおく水平線の波間にさ青の太陽は溶けこむ。
そうして はるばると潮の流れる耳もとちかく
かれは一つのなつかしい言葉をきく
お兄さん! お兄さん! お兄さん……
ああ こんな恍惚の夢のような日は
どこの海辺で待っているのか
水のほとりに立てば
こころなぐさむ
わがうらぶれの姿さえ
やさしげにうかみいづるを
俺の涙が出ないから
お前を一つひっぱたいて
お前の落とす涙に酔おうと
そう思って俺は――
…………
ひとり怒りに耐え
かの遠き秋をゆかむ。
…………
夜明けの海はまだ暗く
夢の中に 幻の城は聳えていた
…………
かつてはおれの胸の中にも 驕りの花はひらいていた。
かつてはおれの額の上にも
勇ましい流浪のあらしは吹き荒れていた、
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