◆TWICEはK-POPガールズグループ第4世代

◆TWICE是K-POP女团第四世代

K-POPにおけるガールズグループ(GG)には、1990年代後半の勃興期から数えて大まかに四つの世代に分かれると言われています。2010年代に日本でも大ヒットを記録した少女時代やKARAなどが記憶にあると思いますが、彼女たちが世界にK-POPを知らしめることになったGG第2世代にあたります。

K-POP女团自90年后半的兴起以来,大致可以分为四个世代。或许你还记得2010年火遍日本创下记录的少女时代和KARA,但她们也是K-POP被世界所熟知的第二代女团。

その後肌の露出やダンスの際どさを増して男性ファンの視線を釘付けにしたAOAやSISTAR、EXIDらセクシー系のグループは第3世代。そして、TWICEや日本上陸でもそのライバルとなるべく切磋琢磨しているヒップホップ派のBLACKPINK、清純派GFRIEND、『BBoom BBoom』の大ヒットで突如急浮上したMOMOLANDなど昨今新たなK-POPブームの機運を盛り上げてきているのが第4世代にあたります。

在那之后是靠性感服装和舞蹈来吸引男性粉丝的AOA、SISTAR、EXID等女团撑起的第三代。如今,TWICE和一同登陆日本的竞争对手如HIP POP派的BLACKPINK、清纯派的GFRIEND,以及靠一曲『BBoom BBoom』一夜爆红的MOMOLAND等再次引发K-POP热的女团被称为第四世代。

それ以前のお姉さんグループとTWICEら第4世代の最も大きな違いは何かといえば、支持層の変化です。それまでの第3世代はセクシー派であって二十代男性中心のファン層をキープしていました。対抗勢力として存在したのも「清純派」と呼ばれるApinkやLOVELYZら日本でもおなじみのスタイルであるブリッコポップ勢でしたから、やはり男性ファンの支持がチャートを動かしていたわけです。

要说之前的姐姐团和TWICE这些第四世代最大的区别,就在于粉丝层的变化。之前第三世代的性感派是以20岁左右男性粉丝层为主攻对象。即使是对家的“清纯派”Apink、LOVELYZ等团也是跳着日本常见的强调可爱的舞蹈,主要也是想要获得男性粉丝的支持。

2015年前後からリアルタイムで同世代少女たちのライフスタイルを反映し、共感を得る新しい傾向のグループとして登場したのがTWICEら第4世代です。テレビ番組『SIXTEEN』で過酷なオーディションを経て選抜されたTWICEは、デビュー前の段階で多くのファンから共感を得ていました。デビューミニアルバム『THE STORY BEGINS』からの活動曲の『Like OOH-AHH』は、「みんな私のことをほっといてくれないの。可愛すぎるからよね」と高飛車に切り出す歌詞で始まります。それまでの世代が持っていた男性への媚びや遠慮を吹き飛ばす強烈な爆弾として打ち込まれました。

2015年左右,反映现实同时代少女的真实生活,试图获得这一群体共鸣的新组合诞生,就是像TWICE一样的第四世代。经过电视节目《SIXTEEN》的严厉选拔后组建的TWICE这个团体,在出道前就获得了很多粉丝的共鸣和喜爱。出道mini专辑《THE STORY BEGINS》中的活动曲《Like OOH-AHH》开篇就是一句强势的“大家都放不下我呢,是因为我太可爱了吧”歌词。就像是一击重弹,将以往世代那种对男性的谄媚和顾虑一脚踢开。

男尊女卑がまだまだ支配的な韓国社会では、声高に女性が権利を主張することは歓迎されません。しかし、あたまでっかちな権利や平等を唄うのではなく、"カワイイは正義!"を全面に押し出した勝ち気でなおかつキュートなTWICEのハジけた歌声とダンスは、少女たちが抱えていた鬱屈を吹き飛ばす応援歌……いや大げさに言えば革命のテーマソングとしてシーンに響き渡ったのです。同世代少女の憧れと期待を全身に引き受けてTWICEの快進撃が始まります。この破竹の勢いは「少女による少女のための少女革命」と呼ぶべき、K-POPの新局面を切り開くものだったと思います。

在依旧被男尊女卑支配着的韩国社会中,这种鼓吹女性权利的主张并不受欢迎。不过,她们歌颂的并不是虚幻的权利或平等,TWICE的歌声和可爱的舞蹈将“可爱即是正义”的主张全面扩散,是可以将少女们心中的郁结一举吹散的应援歌曲...说得夸张点这就是一首久久回响的革命主题曲。TWICE用尽全力接受了同时代少女们的憧憬和期待不断向前,这势如破竹的架势称得上“来自少女为了少女的少女革命”,她们也开创了K-POP的新局面。

さて韓国内であっと間に不動のトップを奪取したTWICEですが、2017年には早速次の大きな目標が掲げられます──それが日本市場の開拓でした。

瞬间夺得韩国TOP之位的TWICE,在2017年就公布了她们更大的目标——开拓日本市场。