■年賀状はいつ誕生した?|贺年卡是什么时候诞生的?

「日本の年賀状の歴史は、明治に入って新式郵便 制度の実施後、郵便葉書の普及に伴って一般化したとの見方が有力 です。(略)しかしながら、大化2(646)年にはすでに宮廷 で年賀の儀式が始まっています。平安時代に藤原明衡が著わした『雲州消息』には、年賀の手紙の例文 がいくつも取り上げられています」

“日本贺年卡的历史是,进入明治时期实施新式邮政制度后,伴随着邮政明信片的普及一般化的,这样的观点比较权威。(略)但是,大化二年(646)在宫廷里已经开始有了贺年的仪式。平安时代藤原明衡所著的《云州消息》中有摘录了几句贺年的句子”

どうやら 年賀状を出すことが世間に広がったのは、郵便制度の開始がきっかけのようだ。しかし、日本で年賀状が誕生したルーツ は、平安時代にまで遡るのである。

看来寄贺年卡在社会上广为流传是因为邮政制度的开始。但是,在日本贺年卡诞生的源头可追溯到平安时代。

「群雄割拠の戦国時代に武将が記した年頭の挨拶文も残っています。戦国時代こそ儀礼を重んじ、意思の疎通を大切にする必要があったのかもしれません。また、太平を謳歌した江戸時代には公私の飛脚 制度が発達し、年賀の詞を記した書状も多く現存しています」

“群雄割据的战国时代也有留下武将所写的岁首贺词。战国时代特别注重礼仪,他们认为注重沟通是很重要的。还有,在讴歌太平的江户时代,公私的信使制度逐渐发达起来,记载了贺年词的书信现存颇多”

最近はメールで済ますことも多くなった年賀状だが、そもそも何のために年賀状を送るのか。

最近用短信表达新年祝福的人也不少,那么为什么要特意寄送贺年卡呢?。

■お年玉付や絵付の年賀状はいつ誕生したのか|有奖及有图案的贺年卡是什么时候诞生的?

現代の年賀状といえば、お年玉 付や絵入りが当たり前になっている。これについてはいつごろ誕生したのだろうか?

说到现代的贺年卡,有奖(贺年卡)或附有图案是理所当然的。那么这样的贺年卡又是什么时候诞生的呢?

「昭和24年12月に、新しい試みとして、お年玉くじ付の年賀葉書の発行が始まりました。年賀用のくじ 付葉書は、京都に住む林正治氏(当時42歳)によって考案 されたものです。当時、氏はまったくの一民間人 。(略)この年の6月にアイディアを思いついて郵便局へ行ったところ、本省への紹介状を書いてくれたので、見本のハガキを作り、宣伝用のポスター を描いて、お年玉の賞品案も携えて7月に上京します」

“昭和24年12月,作为新的尝试,开始发行可以抽奖的贺年卡。贺年用的抽奖贺年卡是住在京都的林正治(当时42岁)设计的。而林正治就是个普通老百姓。(略)在当年6月想到了这个主意后去了邮局,让他们写了去本部的介绍信,自己带上明信片的样本、自己画了宣传用的海报、拿上抽奖奖品方案于7月上京”

「氏は『終戦後、うちひしがれた状態のなかで、通信が途絶えていました。年賀状が復活すればお互いの消息がわかるのにと思ったのが最初の発想です。それにくじのお年玉をつけ、さらに寄付金を加えれば夢もあり、社会福祉のためにもなると考えたのです。』と昭和62年のサンデー毎日の記事のなかで、その頃を回想しています。」

“林正治在昭和62年的SUNDAY每日的文章中回想起那个时候,‘战争结束后,(日本处于)被打垮的状态中,通信也断了。如果贺年卡能够复活的话,可以互相通信,这是(我)最初的想法。贺年卡上带有抽奖,如果再加上捐款就好了,这是为了社会福祉考虑’”

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