真人漫改电影《银魂》于7月14日在日本上映。作为片中重要的线索人物、最后的“恶人BOSS”同时也是原作高人气角色的高杉晋助,由堂本刚饰演。说起堂本刚作为演员的印象,虽然演绎过各种类型的角色,但一般都是正派的人物。此次电影的“超人气恶役”高杉一角,福田导演是如何决定选择堂本刚的呢?他又是如何塑造角色的?让我们一起随着导演的访谈,来一探究竟吧。

福田監督、堂本剛が高杉役に決まるまでを語る

福田导演讲述如何会选择堂本刚饰演高杉这一角色

今回モデルプレスでは高杉役の堂本剛さんのお話を伺いたい、というところで。

Q:这次采访,主要想问问饰演高杉的堂本刚的情况。

福田:ほうほうほう、なるほど。一番深いところですね。

福田:吼吼吼,原来如此。这可是个深层次的问题呀。

最初、堂本さんが高杉役として発表された時はそう来たか!という感じで、実際映画を見てもすごく役柄にハマっていらっしゃいました。最初から堂本さんを抜擢したかったということだったんですよね。

Q:最初发表由堂本刚饰演高杉一角时就觉得“哇!来了!”,看了电影后,也觉得他很适合这个角色。您最初就是打算让他来饰演的吧?

福田:そうですね。

福田:是呢。

堂本さんに“悪役をさせたい”と事務所に行って直談判までされたとか。

Q:“想让堂本刚饰演坏人的角色”,带着这种想法是直接去他的事务所商谈的吗?

福田:そこまでにはね、結構な時間があるんですよ(笑)

福田:这可是花费了相当多的时间(笑)。

結構な時間ですか?お聞かせください。

Q:相当花时间吗?请聊聊详细的情况。

福田:一番最初から剛にしたいという希望はあったんですけど。ハードルが高い話ではあったので、松橋(真三)プロデューサーと相談して一旦別の方向で考えていたんです。いろいろと他の役者さんの候補がある中で、高杉が最後の最後まで決まらなかったんですよね。どんどん期日が迫っていく中で、困ったな…っていう空気の中、僕の中では日に日にガッツポーズ(笑)

福田:最开始就是想让刚来演的。但是难度比较大,和制片人松桥(真三)商量后,曾一度想过只能另谋出路了。在其他各种候补演员中挑选,但高杉一直到最后的最后也没定下来。离最终期限越来越近……的确是很难办,但在我心中却比起了胜利的手势(笑)。

福田監督、いよいよオファー 堂本剛との長年の絆が“信頼”へ

福田导演终于拿下offer,基于与堂本刚的长年“信赖”关系

(笑) そこでいよいよ堂本剛さん側にオファーということですね。

Q:(笑)就是说终于感觉堂本刚那边会通过offer了吧。

福田:やっぱり剛を口説くための有利な点として、付き合いが長いというのは本人ともあるんですけど、事務所さんとも同時に付き合いが長くなるわけじゃないですか。知り合った当時に現場マネージャーだった人が偉くなってるわけですよ。

福田:说服刚的有利手段,除了和他本人长年有交情之外,和他的事务所方面也长年保持着联系。而且当年认识的现场经纪人现在也已经是说得上话的很厉害的人啦。

それはかなり有利ですね。

Q:这可真是太有利啦。

福田:でも関係は変わらないですから。相手が偉くなっても気軽に電話できる関係だったりもするんです。今回も直接電話で“どうしても剛くんにやってほしい映画があるんだけれども”という話をして。そしたら「事務所に来て福田さんのビジョンを訴えかけみたらどうでしょう?」と言ってくださったんで、松橋さんと2人でジャニーズ事務所まで行きました。

福田:但是我们之间的关系是没变的,对方再有权势也能随意打个电话的。所以这次就直接打了电话过去说“我这边有部电影,无论如何都希望刚君来演。” 然后对方说“那么到事务所来谈谈你的想法如何?”,于是我就和松桥两个人一起去了杰尼斯事务所。

その時にどんな感じでビジョンを訴えたんでしょうか?

Q:那么当时您是怎么说的呢?

福田:今も話したことをはっきりと覚えているんですけど。「19歳から僕は堂本剛くんを見てきて、一緒にバラエティやったり一緒にドラマをやったりして、剛くんが芸能活動をどういうふうな形で進めてきたのか全て見届けている中、今この役を絶対にやるべきだという役が高杉なんです。この先のキャリアを考えた時にも堂本剛にとって絶対に素晴らしい役になるし、やるべきだと僕個人の考えとして思います」という話を会議室で熱く語った。すると映画担当の方は「福田さんが言うならそうなんでしょうね。ずっと剛を見守ってくださってる福田さんが言ってくれるんであれば、そういうことなんだと思います」と開口一番に言ってくれて。

福田:到现在我都清楚记得当时说的话。“我从堂本刚19岁开始就认识他了,一起做过综艺,一起拍过电视剧,刚的艺能活动是如何进展的,我全都看在眼里。这次绝对应该由他来饰演高杉这个角色,这对堂本刚今后的演艺道路也是非常有帮助的,我个人认为他一定要出演。”当时在会议室里满腔热血地说了这番话呢。于是负责电影方面的工作人员就直接告诉我“既然都这么说了,那应该是没错的。一直关注着刚君的(福田)您提出的建议,我觉得的确如此。”

…!(記者感涙)

Q:!(记者感动到飙泪)

福田:そう言ってくれたから。これは多分いけるのではないのかなっていう感じだったんですよね。

福田:既然都这么回复我了,当时我就觉得这事儿大概是能成啦。

福田さんと堂本さん、事務所さんとの長い関係性がここへ来て存分に活かされたキャスティングだったのですね…!

Q:多亏您和堂本刚及事务所之间的长期往来,才能充分利用到这次的选角工作中吧!

福田監督が振り返る、高杉役に決まったときの堂本剛や家族の反応は?

福田导演回顾:确定出演高杉后,堂本刚和其家人的反应是?

オファー後、堂本さんからご自身とは高杉晋助のキャラが「全然違うやん!」と言われたというお話もありましたね。

Q:接到offer后,据说堂本刚有说过自己和高杉晋助这个人物“完全不同啊!”

福田:「キャラ違う」って言ったのは剛じゃなくてお姉ちゃんなんです。

福田:说“形象、性格不同”的不是刚,而是刚的姐姐。

お姉さん。

Q:是姐姐啊。

福田:お姉ちゃんが「銀魂」大好きなんですよね。事務所と話が終わった後に、剛とも直接「こんな感じの役だよ」とやり取りをして「わかったよ」(堂本)と。その当時剛は「銀魂」知らなかったんですが、お姉ちゃんが大好きだと。で、「だーふく(福田監督)が高杉やれっていうねーん」って、“いうねん”があったんでしょうね、姉弟間で。

福田:刚的姐姐非常喜欢《银魂》。跟事务所谈完后就与刚直接沟通,跟他讲了一下“是这样的角色”,他就说“我明白了”。其实当时刚并不太了解《银魂》讲的什么,但他说他姐姐非常喜欢。估计他们姐弟俩之间有聊过一下“福田让我演高杉哇”这种的。

(笑)

Q:(笑)

福田:「どうやろか」(堂本)って多分言ったんでしょう。そしたらお姉ちゃんが「あー残念、あんたちゃうわ」って言ったらしいんですよ(笑)

福田:我猜他可能问过“该怎么演啊”,然后他姐姐好像说了句“啊~可惜,不该是你演啊”(笑)。

ばっさり(笑)

Q:还真是毫不留情呀(笑)。

福田:剛が「お姉ちゃんがあんたちゃうわって言うてんねんけど」って言うから「わかる!お姉ちゃんの気持ちわかるよ」って(笑)わかるけどこれは違うんだと。剛は原作のイメージとはちょっと離れてるのはわかるけど、高杉という役を剛にハメることが出来るっていう自信があったんです。大丈夫だ、絶対心配するなって。最終的には高杉晋助が堂本剛でよかったって言われる自信が絶対あるから、気にするなっていう話をしたんです。

福田:刚说:“我姐姐说不该是我演哎”。然后我跟他说:我懂!我能理解你姐姐的心情(笑)。确实刚与原作的形象有所不同,但我绝对有自信拍好刚演的高杉这一角色。没问题的,绝对不用担心。我跟他说了最终我绝对有自信让大家说:“高杉晋助让堂本刚来演简直太棒了”,所以完全不要在意。

堂本さんにとっても、福田監督は頼もしい存在だったと思います。

Q:对他来说,福田导演您一定是值得信赖的人。

福田:そしたらお姉ちゃんから具体的な指令が出たらしくて。剛って結構体ガッチリしてるんで、お姉ちゃんから高杉をやるにあたって「基本的に胸のお肉をちゃんと落としなさい」って。「着物を着た時にこの辺(胸元)がある程度華奢に見えたほうがいいんだ」というお姉ちゃんの指令(笑)。

福田:据说他姐姐还提出了具体的指示。刚身体其实还挺结实的,他姐姐就说要演高杉的话,“最基本的先把胸上的肉减下来!”。姐姐提出“穿着和服的时候,胸口这块要看起来比较消瘦才对”(笑)。

すごく的確なアドバイスですね(笑)。

Q:真是好精准的建议呢(笑)。

福田:「って言われてんねんけど」(堂本)って言ってきたので、「じゃあそうすればいいんじゃないの?」(福田監督)っていう感じで。

福田:他告诉我“(姐姐)是这么说的”,于是我就跟他讲“就按照姐姐说的做不是也挺好的嘛?”

福田監督、堂本剛の母にも連絡

福田导演还联系了堂本刚的母亲

堂本さんのお母さまともお電話されたと伺いました。

Q:听说您还给堂本刚的母亲打电话了?

福田:お母さんとは何度かお話もしたことあるんですけど、お母さんが「また本当に剛がお世話になります」っていう話で、「ちょっとお母さん、今回剛くんにはちょっと悪役をやってもらおうと思うんですよ」って言ったら「あらま~剛もそんな歳になりまして」って。「お母さん、あんまり歳は関係ないんですよね」っていう話をした覚えがあります。本当に面白いお母さんなんです。そっか…剛も悪役やる歳になったんだって思ったんでしょうね、お母さんは。

福田:我和刚的妈妈之前也聊过很多次,他妈妈说“这次刚又要多受您的关照了”,于是我就告诉她“阿姨啊,这次我是想要让刚君演一个坏人的角色呢”,然后他妈妈回答“哎呀~刚也到了这样的年纪啦”。我还记得跟她说“阿姨,这和年纪没啥关系啦”。真的是很有意思的妈妈呢。她一定是觉得“啊,刚都到了演坏人的年纪啦。”

お母さまも悪役のイメージはなかったんでしょうね。

Q:看来母亲也没有他演坏人的感觉呢。

福田監督はなぜ堂本を悪役に抜擢したのか?

福田导演为何选择堂本刚来演坏人?

堂本さんは福田作品へ参加される前、真面目でシリアスな役を演じることが多かったかと思います。福田監督が「33分探偵」(フジテレビ系・2008年、2009年)や「天魔さんがゆく」(TBS系・2013年)でコメディ色を付けられて、そのイメージが世間へと広まったのではないかと思いますが。

Q:堂本刚在参演福田的作品之前,大多是饰演认真、严肃的角色。您导演的《33分侦探》(富士・2008年、2009年)和《天魔出动》(TBS・2013年)令他染上了一份喜剧色彩,并将这种印象广泛传播于世。

福田:そうですね。僕のイメージだと、剛って結構ナイーブな役が多かったでしょ。

福田:是呢,我印象里,刚也大多是饰演比较朴素的角色。

確かにそうですね。「人間・失格~たとえばぼくが死んだら~」(TBS系・1994年)など。

Q:的确如此呢。比如《人间失格~假如我死的话~》(TBS・1994年)等。

福田:いわゆる“悪が宿ってる役”はやったことが多分ないんですよ。「金田一少年の事件簿」(日本テレビ・1995、96年、劇場版・97年)から始まって、優しい青年っていうことが多かったんですよね。そういう役をやってきた中、僕がガッツリコメディを初めて彼に持ち込んで。「33分探偵」をやってる時、フジテレビの偉い人に「33(分探偵)が終わったら福田くん脚本書いて監督して、剛のめっちゃ悪い役のドラマやったらいいよ」って言っていただいて、それもありだな~って思ったのが「33分探偵」の1をやってるとき(2008年)ですから。その時の思いが未だにずっとあるんですよ。

福田:说起来,估计他没有演过“恶人角色”呢。从《金田一少年事件簿》(NTV・1995、96年、剧场版97年)开始,他大多饰演的都是温柔的青年角色。在演过的角色当中,我是首次让他尝试了喜剧角色,拍《33分侦探》的时候,富士台的管理层就表示“33分侦探结束后,福田来编剧、导演,让刚演个超级坏的角色也行啊”。所以我从《33分侦探》第一部(2008)开始,就想着这也是可行的呢。当时的这种想法就一直还记着呢。

堂本剛に悪役をやらせたいとずっと思われていたんですね。

Q:原来您一直想要让堂本刚来演坏人角色呀。

福田:新鮮かもって自分の中で思ったんでしょうね。それが根深くずっと僕の中にあって。だから「銀魂」やるってなった時、高杉の役は一番最初に剛が思い浮かんだと思うんです。

福田:我自己也觉得,这大概会很新鲜吧。于是这种想法一直深深地根植于我的心中。所以开拍《银魂》的时候,我一开始就想让刚来演高杉一角。

福田監督が堂本剛にお願いした役作りは

福田导演要求堂本刚完成的角色塑造

今回、実現ですね。

Q:这次终于实现了呢。

福田:そうですね。僕の中で美徳感みたいなのがあって。剛が「アニメ見たけど、すごく声優さん声低いよね、やっぱり意識するべきなのか」って聞いてきて、いや絶対そうじゃないって。俺の中でやっぱ剛で高杉をやるにあたって、剛くんのいわゆるソフトで歌い上げるような堂本剛の声でやってほしい、逆にそれが不気味に感じることが絶対にあるから。と返しました。

福田:是呢。我心里有种美德感。刚曾问我,“我看了动画,声优的声线很低呢,我是不是应该也下意识地放低声音?”,我回答,不不,绝对不是这样。我心目中刚所饰演的高杉,就应该是他本身所特有的柔和地高歌的堂本刚的嗓音,而且这绝对反而会令人产生毛骨悚然的感觉。

確かにあのギャップは妖艶で不気味に感じました。

Q:的确,那种反差,反而令人感到妖艳且恐怖呢。

福田:アニメの声との差はみんなが気にするところではあるんですけど。確かにアニメの高杉は超かっこいい子安(武人)さんの声。剛の場合、言ってることはすっごい怖くて破壊的なことを言うし、ものすごく狂気じみたことを言んだけど、低い声ではなく優しいソフトな声で語る。僕はそこに実写することに意味を感じたんですよね。

福田:的确大家会在意真人和动画配音的差别,动画版的高杉是由超帅的子安武人担当配音的。不过刚这版的高杉,说的话的内容都是非常可怕、具有破坏性的,都是些十分疯狂的话,所以不是用低沉的声音,而是用温柔的、软软的声音。我觉得这才是真人版的意义所在。

もちろん原作に忠実に実写化したかと思うんですけど、映画を拝見して堂本さんに一切ギャグの要素を入れてなくて、でももしかしたら福田監督は何かぶっこまれてくるのではないかなと思ったんですが…。

Q:您当然也是希望真人版也忠于原作的,不过看完电影后,却发现没什么段子加在堂本刚身上呢。就想着说如果是福田导演的话,说不定会加点什么呢……

福田:いやいやそこまでは(笑)。剛にはギャグを一切させないことが僕にとって新鮮だったんです。剛がかっこいい役をやるっていうことが僕にとっては“面白い”んです。剛もちゃんとそれをわかってくれていたし徹してくれて。徹してることも僕にとって新鮮だったんです。

福田:不不,不至于(笑)。不给刚加入搞笑段子,对我来说是挺新鲜的。刚演一个帅气的角色对我来说就是种“有趣”。他自己也非常明白,并贯彻到底。这种状态贯彻到底对我来说也是挺新鲜的。

福田監督が語る、役者・堂本剛のすごいところは“天性の技術”

福田导演讲述演员堂本刚的优异之处——“天生的技巧”

福田監督が今回の「銀魂」撮影で堂本さんが役者としてすごいと感じた部分はどんなところですか?

Q:导演您对于这次拍摄《银魂》的堂本刚,作为演员来看他有哪些地方很厉害呢?

福田:やっぱすげえなって思ったのは、本当に細かいところで。喋ってる時は優しいっていうかクールな眼差しで見てるんですけど、たとえば斬りに行く瞬間とかに一瞬“怖い目”するんですよ。何度も何度も編集してる俺だからわかるのかもしれないですけど、初めて見た人でも一瞬その目つきが変わるっていうのはわかるんですよ。

福田:觉得果然很厉害的一点是他(演戏)真的非常细致。说话时是用那种说温柔呢还是冷静呢的眼神看着对方的,但挥刀斩的时候,一瞬间就会变成“很可怕的眼神”。对于重复多次剪辑的我来说已经很了解了。但第一次看电影的人,也是能发现这一瞬间的眼神变化的。

それは試写では見逃していました。福田監督ならではの気付きですね。

Q:那我在试映会上看漏了。可能这是福田导演才能察觉到的呢。

福田:たとえば神楽(橋本環奈)と新八(菅田将暉)がいて「おいおいそんな坊ちゃん嬢ちゃんが遊んでるところじゃないよ」(高杉晋助のセリフ)といって、一瞬向かっていくほんの一瞬、目が一瞬だけ怖い。それを何度かやるんですよ。銀魂の予告編で流れてる銀時に向かって剣を抜くっていう時(映画『銀魂』予告2の36秒頃)とか。多分本人のプランっていうか、天才だから普通に天性のもので出てくる顔だと思うんですけどすごいなって思うんです。一瞬すげえ目したなっていう時が、本当に何回か。そこを是非とも見てほしい。この人の天才たる所以なんだなって。

福田:例如对着神乐(桥本环奈)和新八(菅田将晖)在说“喂,这可不是少爷小姐们玩耍的地方”(高杉晋助的台词)时,那一瞬间转过来的眼神,真的只是一瞬间,超可怕的。还有多次出现的银魂预告片中,他向银时拔剑相向的时候(电影《银魂》预告片2分36秒时)也是。大概是他本人考量过的,或者说是天才才有的天生本能,即能从表情上表现出来,真的很厉害。一瞬间的眼神变化,真的出现了好几次,请大家一定要仔细看看,这个人真的是天才所以才做得到的。

小栗旬ら一線で活躍する俳優が堂本剛を尊敬

小栗旬等活跃在一线的演员们对堂本刚的尊敬

主演の小栗旬さんも堂本剛さんについてお話されていたということですが。

Q:主演小栗旬也谈过一些关于堂本刚的事情吧。

福田:剛と小栗くんのシーンを京都の太秦で撮ってる時、小栗くんが「剛くんってなんで芝居のお仕事しないんだろうな」「その才能を使わないんだったら本当に俺に分けて欲しい」って言ってたことをすごく覚えていて。剛は歌が好きですからね、天才なくせしてやらないからお芝居の仕事を。

福田:刚和小栗旬在京都太秦拍摄的时候,小栗旬说“刚君为什么不接拍戏的工作啊”“这么有才能不用的话,真是希望能分点给我”,他说的这话我记忆犹新。因为刚喜欢唱歌,就算说浪费了才能他确实也不太做演戏的工作呢。

一線で活躍する俳優をも唸らせているんですね。

Q:活跃在一线的演员们亦赞不绝口呢。

福田:一回、山田(孝之)くんが「堂本剛の正直しんどい」(※堂本がMC、福田監督が構成作家を務めた2002年~09年までテレビ朝日系で放送されたバラエティ番組)っていう番組にゲストで来た時、剛に「剛さんはずるいです。お芝居が天才なのに歌も天才っていうのは正直ずるいと思う」っていう話を山田くんが剛にしてたのすごく良く覚えてるんですよ。山田孝之は山田孝之で天才じゃないですか。山田くんの中で剛に対して役者として天才だって言うリスペクトがあるんだ、そう思うぐらいの役者さんなんだなっていうのは、剛に対して改めて思った。そういうことが遺憾なく高杉っていう役で発揮されてることが僕にとっては喜びだったんです。

福田:以前山田孝之作为嘉宾参加录制《堂本刚真的很辛苦》(※由堂本刚主持,福田导演作为构成作家,在2002年-09年朝日电视台播出的综艺节目),他对刚说“刚桑真的很过分啊,演戏也是天才,唱歌也是天才,真的太过分了。”,这话我也记得很清楚。山田孝之也是天才啊,他还赞赏刚作为演员是一个天才,真的是敬意满满。这让我对刚又有了新的认识。将这些天分能够都发挥在饰演高杉这一角色上,对我来说就是至高的喜悦。

柳楽(優弥)さんも撮影現場で堂本さんのことをお話されていました。

Q:柳乐优弥(饰 土方十四郎)在拍摄现场也聊到了堂本刚呢。

福田:ね。柳楽くんはね奥さん(豊田エリー)が大ファンなんですよ。だから最初言ってましたよ、奥さんが大ファン過ぎて最初もう大嫌いだったって(笑)でもやっぱり奥さんがライブのビデオとかCDとか家で聴いたり見たりするから、どうしても目に入ってきちゃって一緒に見ている内に大ファンになったって(笑)

福田:是呢。柳乐的妻子是刚的大fan,他最初说因为妻子是刚的粉丝,所以特别讨厌他(笑)。但妻子在家看演唱会的DVD、听听CD什么的自己总会跟着看看,结果自己不知不觉也成了大fan(笑)。

柳楽さん以外の出演キャストの皆さんも堂本さんファンの方多いですよね(笑)

Q:柳乐之外的演员们大多也是堂本刚的粉丝呢(笑)。

福田:すごく嬉しかったのが、岡田(将生)くんがクランクインした日、剛との絡みだったんですよ。確かその日の夜に、小栗くんと食事に行ったそうで、小栗くんがLINEしてきて将生が「やべえよ高杉超かっこいいよ。かっこよすぎて押されるよ」(岡田)って話を小栗くんにしたと。

福田:真的很令人高兴的是冈田将生在开拍那天就和刚有交流。那天晚上,我和小栗旬一起去吃饭,冈田将生给小栗旬发了个LINE说“妈呀,高杉太帅了,帅得被他震撼到啦!”

岡田さんも感激されたんですね。

Q:冈田君也有所感叹呢。

福田:それを聞いてちょっと嬉しかったですけどね、岡田くんがそれ言ったっていう事実が。

福田:听到这话是很开心啦。冈田都说出这种话了呢。

すべてを総合すると堂本さんの配役に関して福田さんの目に最初から狂いはなかったという感じですね。

Q:总结来说,对于堂本刚饰演这个配角,福田导演您从一开始就选的很准呢。

福田:やっぱり剛に関してはズレないと思いますね。

福田:对于刚,我是从来都不会看走眼的。

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