中国人観光客が世界で急増している。2009年の海外旅行者数は5400万人。日本人海外旅行者数(1545万人)の実に3.5倍だ。12年には1億人を超えるとも言われている。

中国游客在世界上急速增加。2009年境外游客数为5400万人,实质上是日本出境游客数(1545万人)的3.5倍。到2012年预计将超过1亿人。

彼らの訪問先として特に増え続けているが、日本だ。日本政府観光局によると、不況の影響で、世界からの訪日客数は08年の約835万人から09年には約 679万人へと激減。しかし、中国からは08年+6.2%、09年+0.6%と増加傾向をキープし、09年は約101万人となっている。

他们的出游地增加尤为显著的就是——日本。根据日本政府观光局的数据,受经济衰退影响,来自全世界的访日游客数从08年的约835万人剧减至09年的约 679万人。但是,来自中国的游客则以08年增长6.2%、09年增长0.6%的速度保持增加,09年的游客数约为101万人。

台湾(約102万人)、香港(約45万人)を合わせた中国人全体としては、その数は実に約248万人となり、韓国の159万人を抜いてダントツのトップとなっている。中国人観光客が今後も増加していくことは、確実だ。

加上台湾(约102万人)、香港(约45万人),中国人总体游客数实质上约为248万人,超过韩国的159万人高居第一。而中国游客今后也会继续增加,这毫无疑问。

そうしたなか、秋葉原銀座などの電化製品量販店や百貨店の売場では、中国の空港で割引クーポンを配ったり、中国語を話すスタッフを増員したりするなどして誘客を図り、売上増につなげている。

这种情况下,秋叶原和银座等的电器量贩店和百货店商场在中国机场发放优惠券,并增加会汉语的员工,以期吸引游客,提高销售。

それに対して、対応が遅れ気味なのが飲食店だ。今後も、中国人を抜け目なく取り込み、物欲同様に食欲も満たしてあげたいところだ。

与之相比,餐饮店则给人晚一步的感觉。今后也要周到的服务好中国人,不只是购物欲,同样要满足他们的食欲。

それにはまず、中国人の好みを知ることが重要だ。現代中国人の料理の好みについて、中国時事誌「小康」と清華大学が調べたところ、好きな中国料理は、激辛で有名な「四川料理」が51.2%と最も人気があるという。味付けについても「辛い」を好む人が40.5%と最多となっている。

要做好首先最重要的就是要了解中国人的喜好。就现代中国人对于饮食的喜好,中国时事杂志《小康》和清华大学的调查显示,最喜欢的中国菜是以辛辣闻名的“川菜”,占到51.2%最受欢迎。关于调料也有40.5%的人回答“辣”为最多。

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