ある小学校に、こんな噂があった。3階の女子トイレの、左から3番目のドアを、3回ノックし、「は~なこさん」、と言うと、誰もいないのに、返事がかえってくる…というものだ。

在某所小学里,流传着这样的传说。三楼的女厕所中,把从左数起第三扇门敲三下,喊一声“花~子”,明明空无一人的厕所里却会听到有人回应……

ひとりの女の子が、それを試してみることにした。女の子は、噂にしたがい、「は~なこさん」、と呼び掛けてみた。すると…なんとも不気味な声で、「は~あい…」と返事がかえってきたのだ。女の子は真っ青になり、悲鳴をあげてトイレを後にした。

有一个女生曾经试着验证这个传言。她按照传闻中说的那样,叫了声“花~子”之后,听到一个毛骨悚然的声音答应道“在…”。那个女生脸色刷白,尖叫着逃出了厕所。

それから数日たって日曜日、女の子は、家でひとりで留守番をすることになった。トイレに行きたくなったので、家のトイレに入り、用をたしていると…、突然、コンコンコン!と、3回トイレのドアをノックされたのだ。お母さんでも帰ってきたのだろうか?と思い、「お母さん?」と呼び掛けてみるも、返事はなく、かわりに、また3回ノックがかえってきただけだった。

几天之后的星期天,那个女生独自一人在家。由于想解手便走进了自家的厕所,正在方便的时候突然听到“扣、扣、扣”三下敲门声。她想着可能是妈妈回来了,于是就问道:“是妈妈吗?”,却没有回应,取而代之的是再度响起的三下敲门声。

女の子はぞっとした。もし家族だったら、呼び掛けたところで返事があるだろうし、なにより、3回という回数が、あのトイレでの出来事を思い出させたからだ。そのとき、ドアの向こうから、「は~なこさん」という声が聞こえてきた。その声は、あのときの、「は~あい…」という声に、そっくりだった。ノックは依然止まらず、ドアの向こうからの呼び掛けもとまらない。恐怖が限界に達した女の子は、とうとう、「はあい!!」と、悲鳴に近い声で、返事をしてしまった。

女生打了个寒战。如果外面是家里人,自己开口呼叫一定会有回应的。最让她恐惧的是,这三下敲门声,让她想起了那天发生在学校厕所的事情。此时,从门外传来了“花~子”的呼唤声,声音跟那天的“在…”一模一样。敲门声一直没有停,门外的呼唤声也一直在继续。陷入恐怖极端的女生最终用近乎哀鸣的声音回答道:“在…”

…すると、鍵をしめているはずのドアが、ギ、ギ、と開き、ドアの隙間から、真っ白く冷たい手がのびてきて、女の子の手をがしっと掴み、こう言った。

接着,上了锁的门被“咯、咯”地打开,从门缝中伸出了一只惨白冰冷的手,一把抓住了女生的手,说道:

「次は、あなたが花子さんになる番よ」。

“下一个花子,就是你哟。”

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