日本と同組だった1次リーグを初めて全勝したとはいえ、オランダの本国での評判は決して高くない。見ていて、それも分からないわけではない。

攻撃的で華麗なスタイルを好むのが伝統だ。だが、立ち上がり、スロバキアが意欲的に踏み込んでくると、無理に攻めたりしなかった。のらりくらりと後ろでボール回しに専念したくらいだ。

前半18分の先制点もカウンターから。スナイダーの長いパスに走り込んだのは、足のけがが癒えたロッベン。得意の形である右から中への切り込みから左足を振り抜く。相手DF3人の壁をすり抜けてゴール右隅へ。見事な個人技だったが、前半目立ったのもこのプレーくらいだった。

だが、ファンマルウェイク監督は批判も気に留めていない。「勝った上で、美しいサッカーであればいいと思う。美しくなくても、勝たなければいけない」

そこには苦い教訓がある。前回大会と2年前の欧州選手権は1次リーグを鮮やかに通過しながら、いずれもトーナメント初戦であっさり負けた。理想を追求しても結果が手に入らなければ意味はないと肝に銘じている。波乱が多い今大会で、前回王者イタリアを破って勝ち上がってきた相手を侮ることもなかった。

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荷兰足球给人的印象就是进攻再进攻。从克鲁伊夫时代开始，激情始终伴随着“郁金香军团”，“无冕之王”的美誉也是对荷兰足球最好的诠释。但是本届世界杯上，人们惊讶地发现荷兰队丢掉激情却注入夺冠基因，如今的荷兰队更多了一份强者的稳重和坚韧。

虽然斯洛伐克队淘汰了卫冕冠军意大利队后闯进了16强，但荷兰队同斯洛伐克队的这场比赛被认为是8场八分之一决赛中实力悬殊最大的一场。但人们期待中的大比分却没有出现。毫不费力地以2：1舀下对手之后，范马尔维克的球队可以认真准备下一场很可能是和巴西队的比赛了。

这届世界杯开始前，荷兰队在4场热身赛中打进了18粒入球。人们怀疑过早进入状态的荷兰队是否会重蹈覆辙。但是范马尔维克的球队却展现出了荷兰足球难得的稳健，三连胜从小组出线是此前8次参赛的荷兰队未曾有过的荣誉。“小飞侠”罗本在热身赛同波兰队的比赛中受伤后，荷兰队在比赛中变得务实。本场比赛罗本复出，荷兰队依旧不急不慢地掌控着场上的节奏。他们需要以最小的代价换取最大的成功。

一两场比赛发挥出色无法夺取世界杯冠军，最后的胜利者需要在7场比赛中保持持续性。荷兰队已经为此交足了学费，如今的荷兰队虽然进球少了，但是却正确地走在夺冠的道路上。

●关键词：功利

时隔12年，荷兰（オランダ）再次步入世界杯八强的殿堂，6月28日晚的荷兰2-1让斯洛伐克止步16强，三连胜从小组出线是此前8次参加世界杯的荷兰从未体味过的荣誉。

本场比赛的关键词是：功利。功利在日文中叫做「功利（こうり）」，做事情若只以功绩和利益为目标便会陷入「功利主義（こうりしゅぎ）」的穴（あな）。

面对如此稳健的荷兰队，球迷们看不下去了。“宁愿看到荷兰悲壮的去死，也不愿看到荷兰功利的活着”，因为华丽的攻击而臣服荷兰的球迷再也找不到它激情的身影，昨晚的比赛平淡无起伏，赢得没悬念，输得有道理，荷兰队似乎明白了“功利足球”的踢法：世界杯胜利才是关键，一两场踢得精彩没用，大力神杯到手才是王道。

7月2日，荷兰将对阵巴西。“功利足球”是否能进行到底，带荷兰走得更远呢？

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