「煩わしい」と「面倒」と「厄介」の違い

「煩わしい」、「面倒」、「厄介」的不同

煩わしい・面倒・厄介は、手間がかかったり神経を使ったりして、気が重くなる様子を意味する点では共通し、「煩わしい手続き」「面倒な手続き」「厄介な手続き」のように、複雑さを伴い、客観的な面が強い場合には、いずれの語も使える。

煩わしい・面倒・厄介在费工夫,费心、心情变得沉重的意思上是共通的,像“繁琐的手续”、“麻烦的手续”、“棘手的手续”这样,伴随着复杂,客观性很强的场合下,无论哪一个都可以使用。

「話をするのも煩わしい」や「話をするのも面倒」とは言うが、「話をするのも厄介」とは言わないように、厄介は嫌だと感じる対象が複雑さを伴わず、主観的な面が強い場合には使われない。複雑さを伴わず主観的であっても、「疲れていて面倒」のように、手間がかかるように感じ、出来ればしたくないという場合には「面倒」が多く使われる。

会说“说话很麻烦”、“说话很费事”,但是像不会说“说话很棘手”这样,「厄介」是觉得厌烦的对象并不伴随着复杂化,在主观的面很强的场合下不会使用。不伴随着复杂,在主观上像“好累啊很麻烦”这样,能感觉到费事,如果可以的话并不想做这样的情况下,多使用「面倒」。

嫌だと感じる人間関係ついて表す際は、煩わしい・面倒・厄介のいずれも使うが、「煩わしい人間関係」と言った場合、嫌と感じる事柄や、対象となる人物が明確ではなく、人間関係という漠然としたものに対して使われる。「面倒な(面倒くさい)人間関係」と言った場合は、人間関係で嫌と感じる事柄がはっきりしていたり、特定の人物についての人間関係に対して使われる。「厄介な人間関係」と言った場合は、嫌と感じる事柄も対象となる人物も、はっきりとした人間関係に使われる。

在表示觉得人际关系很麻烦时,煩わしい・面倒・厄介无论哪一个都可以使用,但是在说“麻烦的人际关系”(此处用煩わしい)的情况下,感到厌烦的事情或者感到厌烦的对象并不明确,对于人际关系是漠然时使用。“难办的人际关系”(此处用面倒)的情况下,对于人际关系感到厌烦的事情是确定的,对于特定的人物的人际关系时使用。“棘手的人际关系”(此处用厄介)的情况下,对于无论是感到厌烦的事情或者感到厌烦的对象都是十分清楚的人际关系时使用。 

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