(写真左から、宮崎吾朗、武部聡志、坂田晃一、手嶌葵、万里村ゆき子、宮崎駿)

スタジオジブリの最新作『コクリコ坂から』の主題歌が28日に都内で発表され、作品の企画&脚本を務める宮崎駿、監督の宮崎吾朗、主題歌を歌う手嶌葵、作詞の万里村ゆき子、作曲の坂田晃一、編曲と今回の映画音楽を担当する武部聡志が登壇し、会見が行われた。

吉卜力工作室最新作品《来自虞美人坡》的主题曲3月28日在东京发表。担任电影企划和剧本的宫崎骏、导演宫崎吾朗、主题歌演唱者手嶌葵、作词万里村由纪子、作曲坂田晃一、担任此次编曲及电影音乐制作的武部聪志一起出席了见面会。

『コクリコ坂から』は、1980年に「なかよし」(講談社)にて連載された少女漫画が原作。映画では舞台を1963年の横浜に変更し、海で行方不明になった父親の帰りを待つ女子高生・海と、彼女と惹かれあう新聞部の俊を主人公に、物語が展開される。

《来自虞美人坡》是根据1980年讲谈社《好友》上连载的少女漫画改编而成。电影将故事的舞台搬到了1963年的横滨,故事围绕着等待在海上失去行踪的父亲归来的高中女生海和喜欢海的新闻部职员俊而展开。

東日本太平洋沖地震後、初のジブリによる会見とあって、手嶌が「被災した方にどう声をかけたらいいのかわからない。一緒に手を握り合って前に進んでいければ」と涙するなど、それぞれが“今思うこと”をコメント。続いて宮崎駿監督は、「誰が悪いかと言う前に、敬虔な気持ちで向き合わなければならない。水を買いだめするなどの人民の愚かさも、マスコミには糾弾して欲しい」と強く訴えながらも、「この現代で、ヒロイン・海の願い、そして俊の生きていこうという姿勢を伝えたい。この映画が多くの人たちの支えになれば」と涙を見せた。

作为东日本太平洋大地震后吉卜力的首次发表会,手嶌讲述了“现在的所感所想”,她流着泪说:“我不知道该对受灾地的同胞们说些什么。让我们一起手牵手迈向明天。”宫崎骏呼吁说:“在评论谁是谁非之前,我们必须用虔诚的态度来面对发生的一切。希望媒体能够谴责一下那些囤积饮用水等东西的愚行。”之后他又说:“通过这部电影我想把主人公海的愿望、俊的那种努力活下去的态度传递给大家。希望这部电影能够成为大家内心的支柱。”语毕,眼角闪着泪光。

ジブリ作品の主題歌といえば、映画完成前に発表されることが多い。そのため、主題歌が映画の世界観を知る手がかりとなる。曲のタイトルは、『さよならの夏~コクリコ坂から~』。34年前に作られた曲だが、『ゲド戦記』でも主題歌を担当した手嶌の美しい声でよみがえることとなる。会見後、恋する気持ちを優しく、そして切なく綴ったこの曲が彼女の生歌によって披露。手嶌のそっとささやくような歌声が、会場のマスコミとスタッフをひとつの気持ちにさせ涙を誘うという、通常の会見ではあり得ないことが起きた。これは、映画『コクリコ坂から』が、傷ついた日本人に“人を想う気持ち”を思い起こさせる作品となることを予感させるのではないか。完成が待ち遠しい

吉卜力作品的主题歌很多都是在电影完成前发表的。因此,从主题歌中就能看出电影所要表达的世界观。此次的主题歌名为《再见之夏~来自虞美人坡~》。这首创作于34年前的曲子,在《地海战记》主题歌演唱者手嶌葵的美妙歌声中再度觉醒。见面会后,现场公布了这首洋溢着恋爱甜蜜与苦闷的歌曲。手嶌葵如细语般轻轻低吟的歌声,让全场的媒体记者及工作人员感动得热泪盈眶,这是一般的发表会未曾有过的景象。相信电影《来自虞美人坡》会让地震中受伤的日本人忆起“心想他人的心情”,引起共鸣。让我们期待电影的完成。

主題歌『さよならの夏~コクリコ坂から~』は、6月1日(水)にシングルリリース予定。

主题歌《再见之夏~来自虞美人坡~》的单曲预定于今年6月1日发售。

『コクリコ坂から』7月16日(土)日本全国公開

电影《来自虞美人坡》将于2011年7月16日在日本全国上映。

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